内向的恐妻家の日記
2005年03月30日(水) |
携帯音楽プレイヤーと羞恥プレイ |
こんばんは、こうです。
早春の暖かな陽気に誘われ、つれが部屋の模様替えを行った事により、私は再び 物置部屋で、一人寝る事になりました。
まあ、狭い我が家ですから仕方のない事なのですが、早速次の日、つれと子供は、 昼の12時まで熟睡しやがった、、、いえ熟睡されたそうで、 「そんなに私のいないお布団は気持ちのいいものなのか!!」 と、ジェラシーの炎が燃え上がっております。
まあ、私もゆっくりと寝られるからいいんですけどね。
まあ、気を取り直して今日の日記なのですが、以前の日記で購入を検討していた、 携帯音楽プレイヤーなんですが、(その時の日記)、実はその後、つれはその携帯 プレイヤーを衝動買いしておりました。
そしてしばらくは、肌身離さず使っていたのですが、、、 その後、またしばらくすると、我が家のお荷物になり下がりました。。。
安いノーブランドのものを買ったせいか、どうも細かい使い心地が今一なんですよね。
例をあげると、
・USBでパソコンと接続するのにケーブルが必要。 ・充電式ではなくて、電池式 ・ヘッドフォンが外付けの安っぽいもの ・細かな、ボリューム調整がきかない。
てな所ですかね。
「だから、こうにあげる。」
そんな一言とともに、あんなにこのプレイヤーにご執心だったつれから私へと、 その携帯プレイヤーの所有権が移りました。
「おまえも捨てられて一人ぼっちか。。。」
そんな、つれに捨てられた携帯プレイヤーが、何故か私にダブります。
ですが、使い辛い所も、長く使っていけば愛着に変わるものです。
私は、この携帯プレイヤーをありがたく使わせてもらう事を、心に決めました。
そうと決まれば、早速CDを借りなくてはいけません。 (つれとはどうも音楽のセンスが合いません)
早速、CDレンタルショップに向かうとしたのですが、つれにこう声をかけられました。
「あやや借りてきていいよ。 最近、お気に入りなんでしょ。」
。。。皆さん、誤解しないで下さいね。
三十路の私が、松浦さん如きにご執心の訳ないじゃないですか。
つれの提案にドロを塗りたくない気持ちだけで、あややのCDを借りたのです。 (結局借りたんですけどね。。。)
しかし、三十路の男があややを借りるっていうのは、ちょっと恥ずかしいですね。
特にカウンターの店員さんが女性でしたので、ちょい辛いものがありました。
しかも、何事もないように颯爽と借りて、家に帰ろうとしたのですが、ちょっとした 事件が起こったんですよね。
というのも、羞恥の心を隠し、ポーカーフェースのまま、カウンターにあややの CDを置いたまでは良かったのです。
ですがその後、女性のかわいい店員さんからかけられた言葉は、想定の範囲外だったのです。
「あの、すみません。」
差し出されたあややのCDを見て、愛の告白でもしそうな具合に、おずおずと 私に話しかけるその店員。
「えっ。なんでしょう。」
胸の中の羞恥心を見破られまいと思い、クールに対応する私。
「このようにケースに輪ゴムがかかっているものは、 貸し出し中になりますが。。。」
「。。。」
やってしまいました。
そんな事ぐらい知っているのですが、その輪ゴムに気づかないぐらい、やはりどこか 浮ついた気持ちだったのでしょう。。。
「今、同じCDでレンタル中でないものを探して参りますので、 少々お待ち下さい。」
「。。。はい。」
そうして、空のあややのCDと私を残し、レンタル棚へかけていく店員。
そして三十路の私の為に、あややのCDを必死で探してくれています。
これを羞恥プレイと言わずして、なんと言うのでしょう。。。
結局、空いているCDを探してもらい、借りる事ができたのですが、悪い事(?)って できないものなんですね。
こんな羞恥プレイを味わうとは、思いもよりませんでした。
そんな訳で、今の私の携帯プレイヤーには、決死の思いでかりたあややと、鬼束ちひろと、 Helloween(洋楽)、というとりとめのない曲がラインナップされているのでありました。
それにしても、電池が一日で切れるのだけは勘弁してほしい。。。
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