内向的恐妻家の日記

   
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2004年07月09日(金) 電話でお願い

こんばんは、こうです。

今日の夜になって私の所に、懐かしい旧友から電話がかかってきました。

常々、友達が少ないと公言している私にとって、数少ない友達は大事にしなくてはなりません。

ありがたさと懐かしさで電話に出た所、
ある党への投票をお願いされてしまいました。。。(それが目的でしたか。。。)


いくら獲得票ノルマが厳しいからといって、私にかけてくるのは止めて下さい。

今日もまた、人との付き合い下手に悩み、枕を濡らしつつ夜を過ごさなくてはならなく
なるのですから。。。


まあ、いいんですけどね。。。いじいじ。。。


そういえば、以前にも昔の知り合いから電話がかかってきた事がありました。

しかも、その知り合いとは、女性かつ高校の美人先輩ですぜ、旦那。


ちょっとその時の出来事をドキュメント化してみますね。


それは丁度3年程前、今日のように夜遅くになってかかってきた電話から、事は
始まりました。


「もしもし。」


電話をとるつれ。

相手を確認すると、つれはすぐに私に受話器を渡しました。


「鈴木さん(仮名)っていう女性の人から電話だよ。
 ○○君
(←私の旧姓)お願いしますだってさ。」


口調はおどけながらも、つれの目が笑っていないように見えたのは気のせいでしょうか。。。


鈴木さんとは、先ほど述べたように私の高校時代の先輩なんですが、用件に全く心当たり
がなく、少々訝しがりながらも電話に出ました.


「もしもし。代わりましたこうです。」

「こう君、お久ぶり。私の事、覚えてる〜?」

「はい。もちろん覚えてますよ。」


私は、その懐かしい声に思わず嬌声をあげたくなるも、隣の部屋で聞耳を立てて
いるであろうつれが気になり、うれしさを押し殺したような声で答えました。


「先輩は、今何しているんですか。」

「ええとねぇ〜。。。」


しばらく、そんなお互いの状況を伝えあったのですが、しばらくすると、鈴木さんは
おもむろにこう言い出しました。


「早速なんだけどさぁ。来週の水曜日の夕方、こう君、空いてる?

「。。。ええっ?」


これってもしかして、私と合いたいって事?

いや〜、そんな私も妻子持ちとなってしまいましたし、そんなつれを裏切るような事は
できないでしょう。(←つっこみ却下)

まあ、どうしてもというのなら、仕方ありませんが。。。

そんな私の考えよそに、鈴木さんは話しを続けました。


「平日なんだけど、今の時期、会社忙しいよね?
 だめかな?」


「いえ。全然大丈夫です。(キッパリ)」

「ああ〜、よかった。
 実は、その日の夕方に私の所属する劇団の発表があるの。
 こう君にも是非見てもらいたくて。
 じゃあ、チケット送るから来てね。」


「。。。えっ。。。」

「あっ。お金は当日でいいから。」


ん!!


こんなチケットを買わされた事がつれにばれたら、一大事です。

私はその後、あらん限りの言い訳をして、(空いてはいるけど子供が病気がちで
早く返らないといけないとか)、なんとかチケットを断り、電話を切りました。


そんな冷や汗物の電話の切った私を次に待っていたのは、つれのこの一言でした。


「○○君(しつこいようだが私の旧姓)って、おモテになっておよろしいですこと。」

「。。。違うのに〜。。。」


つれにはまたもや誤解されそうになるし、ほんと散々でしたわ。


話しは戻りますが、チケットにしろ投票先にしろ、電話如きで私に押し付けようなんて、
失礼にも程があります。

ちゃんと私を目の前にして、三つ指ついてお願いされれば考えなくもないんですがね。

というか、私自身、お願い事をされると断れないというか、進んでお願い事をされたい
人なんですが(内向的でさみしがりやなので、、、)、さすがに頼む人が誰でも良い
かのように話しをされると、協力する気もうせてしまうというものです。。。


それでは最後に、皆様に私を必ず協力させる事のできる一言をお教え致しましょう。(女性限定)



「あのね。
 こんな事頼めるの、こう君だけしかいないんだ。。。(ちょっと沈みがちな声)」




もう、地球の裏側までついて行きますです。はい。


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