内向的恐妻家の日記
こんばんは、こうです。
こんなつまらない日記に、ありがたい事に内容のご要望がありましたので、 今日は、つれと付き合い始めた当初、会社の女子寮で半同棲していた頃の お話しを書きたいと思います。
女子寮と言っても普通のアパートで、会社が一括で借り上げし、 それを会社の女子に住まわせている様な制度でした。 まあ、普通の女性専用アパートの様なイメージを持って頂ければ よいでしょう。
ですが、アパートの入り口は鍵が掛かっていて、怪しい人は 立ち入り厳禁といった厳粛な雰囲気も持った女子寮でした。
一応、言い訳をすると、私がおしかけていた訳ではないんですよ。 以前にもお話しした事があったかと思いますが、つれは極端に さみしがりやなので、いけないと分かっていつつも、つれから私を 部屋に呼んでいたのです。
この寮での生活のパターンを紹介すると、、、
平日 早朝、つれの部屋で起きる。 ↓ 始発で自宅に戻り、スーツを着替える。 ↓ 会社 ↓ 会社終了後、つれの部屋へ。 ↓ その部屋で寝る。→最初に戻る。
休日 昼過ぎまで、つれの部屋で寝る。(平日は睡眠時間が短いので、、、) ↓ 午後は、さすがに大体出かける ↓ また、つれの部屋で寝る。→最初に戻る。
と、見事なまでに寮の部屋にいる事が多く、半同棲どころかほぼ同棲、って感じでした。 (私は実家で親と同居していたのですが、2週間以上、親の顔をみない事もありました。。。)
一見、何も考えていないヒモのような生活で、楽しそうに思えますが、 今思えば、結構つらい生活だったように思います。 つらい所を列挙しますと、、、
1.拘束感
またもちろん、私が部屋に来ている事は他の住民にばれてはまずいので、 出入りには慎重を期しました。 結局、最後までばれる事はなかったのですが(その場では)、部屋の出入りが自由で ないって事は、心理的にもかなり辛いものがありました。
2.服装
会社から直行ですので、スーツを着たまま生活しなくてはならず 落ち着かないし、寮から外に買い物に行くときもスーツ姿だったので、 結構あやしまれていたと思います。 (休日も1日スーツですごしたりしてたんですよ。。。)
3.寝袋、寝不足
また寝る時は、下着姿で寝ていたのですが、もちろん部屋はワンルームで 私が寝る布団等はなく、毎日寝袋にくるまって寝ていました。 またさらに、毎日始発で実家に帰ってから会社に出勤していたので、寝不足は深刻でした。
今、考えれば本当によくこのような生活に耐えていたと思います。 やはり、ほんの少しでも一緒にいたいという気持ちが、この生活を 支えていたんですかねぇ。
今となっては信じられませんが。。。
そんな訳で、こんな半同棲の生活をいつまでも続けてはいけない、 って事が結婚に踏み切った理由の一つなんですが、無事結婚した後の 後日談があります。
それは、私と同じく、つれと同じ寮の人と結婚した先輩と飲みに いった時の事です。
「こう君さ〜。君をよくあの寮の近くで見かけたんだよね。」
「(汗)○○さんこそ、なんでそんな所によくいたんですか。」
「あ〜俺。あの寮の部屋に潜りこんでいたもん。」
「○○さんもですか〜。実は私もほんのちょっとだけ(大嘘)、 遊びに行ったりしてました。」
「でも、やっぱ女子寮ってあの時の声が、他の部屋に聞こえないか 気になるよな〜。」
「。。。ぁぁ、そういうもんですか。。。(さらに大嘘。私も気になった。。)」
「そういえば、××さんや△△さんも、深夜にあの寮の部屋から 出てくる所みかけたよ。」
「。。。」
この会社、本当に大丈夫か???
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