内向的恐妻家の日記
今日は本当に暑かったですね。 春を超えて、いっきに夏という感じですね。
そんなわけで、いいかげん我が家でも、 冬物をクリーニングに出さないと、という事になりました。
早速、山のように連なる冬服の山。
関係ないですが、女性って本当に洋服好きですよね。 私は結婚してから、私服は数パターンの繰り返しになって しまっているんですが、 量にすれば、私の服1に対して、つれの服10という所です。
当然の如く、この大量の服をクリーニング屋に持っていくのは、私です。 紙袋に服を詰め込めるだけ詰め込み、 その紙袋4個を2往復で車にのせました。
行き先は、なじみのクリーニング屋で、クリーニングの腕はともかく、 安さだけには定評のあるお店です。
さっそく暇そうな受付嬢(結構、かわいい。(^^;)に、 紙袋ごと洋服をあずけました。
一つずつ洋服を取り出しながら、レジを打っていく受付嬢。 その手が、私の分厚いコートで止まり、私に声をかけてきました。
「お客さん。このコートはいいコートですね〜。 折角ですから、少々高級仕上げにしてみたら 如何ですか?」
確かにそのコートは、見た目は良さそうにみえますが、 実は、ア○キ製の安物コートです。 ですが私のお気に入りで、冬の間、いつも一緒に通勤を共にした 仲間です。 ご褒美として、少しでもきれいにしてあげたいというのは、 通勤地獄という戦争を闘った友として当然の事です。
決して、受付嬢がかわいい子で、ケチに見られたくなかった、 という訳では、断じてありません。。。。。
「いいですよ。」
気楽に答えるこう。
そして、すべての洋服のレジうちが終わり、お会計。 レジは、1万円近くの合計を示しています。
まあ、出掛けにつれから言われていた予想金額を 少しうわまってしまいましたが、それほどオーバー しておりませんでしたので、その金額を支払いました。
別れを惜しみながらも、帰りは身軽になって 車を飛ばすこう。
ふと気になって、信号待ちにレシートをのぞいてみた所、 あらびっくり。 私のコートのクリーニング代だけ、3000円も取られて いるではありませんか。。。
ただ、他の洋服のクリーニング代が異様に安い為、 (スーツ上下で400円!!)、トータルで、とんとんに なっていた様でした。
((( ;゜Д゜))) ガクガク
このレシートをつれに見せたら、また怒られる事確実です。
また、この災いの元を焼却し、証拠隠滅を計ろうにも、 レシートはクリーニングの引き換え券も兼ねているので、 それもできません。
。。。
ちゃんと謝ろう。。。
いつもは黙っていてしまうのですが、それでは、 いつまでたっても恐妻家から抜け出す事はできません。
家について、早速切り出すこう。
「折角だから、こうのコート、ちょっと良いクリーニングにしちゃった。」
「え〜、いくらしたの。」
「3000えん....」
「う〜ん、仕方ないかな。こうはいつもださい服しか着ていないから、 コートぐらいきれいにしておかないとね。」
「そうだよね!!」
やりました。つれの機嫌が良いのか、やっぱり姑息な手段はだめです。 人間、正直が一番です。 桜の枝を折ったら正直に言いましょう。
今日は、ちょっと幸せ日記になってしまいましたが、 たまには良いですよね。
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