はくらさんの日々。

2004年12月05日(日) ハウルの動く城を見てきた。

ハウル見てきた!母が行こう行こうと言うのでMOVIX行ってきました。
バレない程度に感想。
多分細田が作ったらこりゃ全然違う者になってただろうなっていうのが分かる感じで宮崎色だった!
ああ、でも今までとはちょっと毛色が違うかなやっぱり。おもしろかったけど!
と、思うと細田カラーも見てみたかったかなあ。どんなんなってたんだろうね。ドキドキ。

キムタクさん声も最初忘れるくらい気にならなかったし。
ていうかキムタクさん的にもかっちょいい役をやるっつーキザ声を目指して出した声なのかも。
最後の最後のあたりであーキムタク声だわ。と思ったくらいで気になるトコは無かったなあ。
むしろ良かったかもしれん。笑
ハウル格好良かったぜー!動作が優雅で美しい!美しくないと生きてる意味が無い!!って性格がいい!笑

ソフィーも可愛かった。ああでもソフィーに関してはあんまり言うとばればれなので言えないな。
何となく見ていてアンを思い出したよ。赤毛のアン。おさげだからっつーだけじゃないと思うけど。
動作とかね。これはまた絵感想で描きたいです。落書だけど。

↓ちょっとネタバレ。話の本質には触れてないけど...外輪沿ってるから知らない方が良いって
方はスルーしてくださいませよ。(微妙に後から後から書き足してる/苦笑)

原作は読んでないんだけど(これから読むと思う)それを気にしたのかしてないのか
ちょっと2:30ではカツカツだったかなーという印象もあるかな。
詰め込んだ印象はある感じ。まあただ、人を好きになるっていうのをゼロから描くのって難しいもんで
普通だといつの間にかっていうものだけどそこは物語だから何か決定的な事が無いとね。
ちょっと物足りないかなー。と思っちゃうのよね。
好きだったが前提だったらコレで良いんだろうけど。
ああ、いや、私が見逃してるだけかもしれない。何か決定的な所。鈍いので...。
多分ソフィーの容姿の変化に現したんだろうけど...もう一押し何かあったら良かったような...。
ハウルが微妙にハッキリしなかったせいもあるんだけど、その辺りが描ききれてない感じがしたのだわ。
そこも宮崎色っちゃそうなんだけど...結構「愛しているの」を全面に押しだしてたから
そこはじゃあ描いて欲しかったなあと思ったりもすんのよね。さじ加減が難しいんよね。恋愛ものって。
それに加えて戦争うんぬんってので言いたいこともあったんだろうけどソコもこう、
微妙にご都合で終ったような....。全体的にケリがついてない感じがしちゃったんだなあ。

その辺りの描写の繊細なトコは降板した細田さんがやっぱ上手いんだよね。
なんつかあの人押えた表現で見せる雰囲気エロ得意だから。笑
細田さんが作ったものを宮崎カラーで表現したっていうんだったらこの出来上がりにも納得かも。
なんというか、微妙な破綻っぷりに。
ああ、でも、これで良いのかも。ううー大衆受けもすると思う。ファンタジーだし。
観念的というか、見る人がいつ何時どの心持ちで見るか、で見方とか感想とか変わりそう。
意図する所が何処にあるとかそういうのに気付く感覚が自分のいるスタンスで変わりそうな気がする。
そういうなんというか爽快さの無い感じの作品なんだよな。今回。

何だろうね、こういう事言うとアレですけど、同人誌出されそうな気がするっつか。笑
同人って出来上がってる作品は食いつかれ無いじゃないすか(私の過去を考えてだけかもだけど)
何かこー..つっこみたいとかここを補完したいとかそういうモノが有るときに出したくなる
そういうモンなんすよね。そうじゃない??
今回特にハウルサイドで色々。出せそうな気がするし。<笑
あ!でも最後のソフィーには泣けたぜ。大好きッ!まっすぐっていい。


そんな感じで。
わき役はいい味出してました。そういえば男前意識した顔がやたら多かったような。笑
マルクルめっさ可愛いねん!ひげもーもーの顔でも可愛いねん!
荒地の魔女もそう来るとは思ってなくて。笑 ビックリしたよー。おもしろかった。
えと、あとあの炎。あ、やべ名前ど忘れ。重要なのに!あ、カルシファー!笑 可愛かったです。

人、多いかもしれませんが見てみて損は無いはず。
空が美しくって、飛行シーンはやっぱり胸躍ります。
しゃんと背筋の伸びた宮崎キャラはやっぱ好きだわあ。
なんだかんだ言いながらもいっかいちゃんと噛んでかみ砕いて見たい気がします。
ヒマがあれば(ヒマだけど)もっかい行こうかな。

おっ!そういえば感心したことがひとつ!しかしこれはかなりでかい!
日曜で子供も満載の館内だったんですが、最後まで弛れる子供もおらず、叫ぶのも喋るのも
(笑ったりとかはまあいいのだ)泣くのもおらず非常に皆真剣に(?)見ててそれには
やりゃ出来るじゃねえか子供!!と感心致しました。いやほんと。
こういうのはU-18同伴とオーバーエイジを分けて欲しいな!と常々思っていたので。
そして帰りにおばあちゃんと連れられてきた孫の会話
ばあちゃん「ちょっと難しかったかなあ」
孫娘「ううん、難しくなかったよ!ハウル格好良かった!」
まあ、娘。なんかいいな。微笑



で。ネックレスのトップどこかで落として無くしてしまったもんでものっそいへこんでます。
心の中ではな、こういう楽しい感想も描けるんだけどな。
イマイチこう、な、テンションばり高では、行けないもんがやっぱあるのな。
気に入ってたヤツだからホント、も、な、へこーーーーーー........。


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