コナンの感想日記

talk

江戸川乱歩について 2002年02月09日(土)

以前からコナンの名前にもなっている江戸川乱歩氏の作品を一度読んで見たいと思っていたので、図書館に行って借りてきました。
「屋根裏の散歩者」と「鏡地獄」を読んだのですが、どちらも独特の語り口調で話が進み、主人公になったような気持ちになり、自分が犯罪を犯してしまったような気持ちになり、とても怖かったです。犯行に及ぶまでの心理状況がとても細かく描かれていたからです。私は犯罪者の心理なんか絶対に理解できないし、したくないと常日頃から思っていますが、犯罪者の気持ちがわかったような気がしたというか妙な気持ちになりました。
う～ん。江戸川乱歩氏はすごい作家様です。

back　　index　　next