高校の頃、こんな事を考えた。
話の主人公が考え付く戦略は、 作者を超えられない。
ずば抜けた才能をもつ主人公が居て 彼の戦略には誰も付いていけない。 戦争でもいいし、麻雀でも良いけど。
戦略は基本的にそれが人の考えるものである以上 作者の頭から生まれる。 故に、作者の能力を超える戦略は作り得ない。
それでも、優れた頭脳を持つ人間に仕立てるためには 周りの人間の能力を下げるしかない。
極端な物言いをするなら、主人公の周りはバカでなければ その個性が輝かないのだ。
……と、そんな事を高校の頃に考えた事が。
最近、ちょっと考えに付加が。
優れた主人公を演出するためには…… それで居て、作者が凡庸であったのなら。 主人公の周りをバカにするか 主人公が恐ろしいほど強運か あるいは主人公が超人的な能力をもっているか。か。
話である以上、不思議な力を持っていても大丈夫。
あとは、都合のよい展開があれば 凡人を英雄にする事も可能なのです。 ……これは物語に限っての話じゃないけれど。
環境しだいじゃ人は欠かせない人材にもなりえるし 足手まといにもなりえるってことで。
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