科学書をめぐる100の冒険

私がこよなく愛する「本の雑誌」は,あらゆる分野のオモシロ本を紹介してくれるのだけど,文系スピリットにあふれる本なので,唯一科学モノに関して空白がありました。ところが1年程前?に私の尊敬する進化論科学者佐倉統をホストにして,コラムニスト田端到が様々な科学書について話を聞くという連載が始まり,それを一冊にまとめたのがこの本でありまーす。

科学書には解説書から読み物や暴露モノまで範囲は広いのだけど,比較的マジメ本を中心に取り上げられている感じですね。けっこう読んでいるつもりだったけど,まだまだ面白そうな本がたくさんあるってことを知ることができて(科学書はどマイナーな出版社から出ることがあって,なかなか目に触れないし),また楽しみが増えたというところですか。
2003年11月10日(月)

ま2の本日記 / ま2