藩校早春譜

「藩校早春賦」は,学園青春モノ。ただし時代劇。何気なく読みはじめて思わず感動して泣く。電車の中で泣くと恥ずかしい。幕末のととある南国の小藩が舞台となる小説です。主人公は15〜16歳の三人の少年たちで,まあひたすら爽やかで清々しい小説でございますな。良いやつはちゃんとかっこよくて,悪いヤツがちゃんと憎たらしいのが素晴らしい。キャラがたっているのに加えて話がうまいので,あっという間に読めまてしまいます。ああはやく続編が文庫にならないかな(文庫待ちカヨ!)。
2003年06月16日(月)

ま2の本日記 / ま2