悪者見参

「悪者見参」読了。ストイコビッチを中心としたユーゴサッカーの面々を軸として,ユーゴ内戦(コソボ紛争)を追ったノンフィクション。いやあ面白かった。

しかし,自分がいかに無知かが分かったなあ。まさか「民族浄化」って言葉が,アメリカの広告代理店が考えたキャッチコピーだったとは。ユーゴ代表に勝てそうに無かったアイルランドが,意味もなく対ユーゴ戦を中止にして,その上FIFAに「3-0で不戦勝にしてくれ」と頼んでいたとは。もうとにかく知らなかったことばかり。民族感の紛争はほんとうに不毛であることがよーく分かります。
2002年03月22日(金)

ま2の本日記 / ま2