ふらりふらり帖 << past index will >>
またまたお気に入りエリアの上野〜入谷〜合羽橋あたりを徘徊。 以前著書の中でもふれた「岩崎邸」へ久しぶりに行ってきました。 岩崎邸は110年ほど前に、三菱の創設者である岩崎久弥の邸宅として ジョサイア・コンドルの設計で建てられた超大豪邸。 洋館に住まうおしゃまなお嬢様、 または招かれた貴婦人のような気分で邸内を見て回ります。 「贅をつくすこと」が悪趣味にならずに 品格のあるたたずまいで実現している。 これがまず、素晴らしいところだと思いました。 そしてもうひとつ。 タイル張りのテラスに向かって大きく開け放たれた窓から すーっと流れてくる風の気持ちよさ。 日頃からいい家とはどんなものかを考えていたのですが、 家の作りや設備に関わらず ていねいに手がかけられていることと 風通し良く気配りされていること。 これが自分にとっての「いい家」の条件なのだと気づかされました。 美しいものを見ているだけで心がじわりと満たされ、 しかも家について改めて考えるきっかけにもなる。 もちろん、日常生活の反省点も数限りなく浮かんでくる。 建築散歩の中でも「家」は学べることが多いのです。 お昼は湯島のつる瀬にて。 シンプルなお赤飯のお弁当 帰りにアメ横でレンズ豆を買って帰りました。 スープに入れると美味しいそうなので、近々試してみたいと思います。 食材から新しいメニューが引き出されて楽しい。 根菜をたっぷり入れて、体にいいスープを作ろう。
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