ふらりふらり帖 << past index will >>
深夜に携帯電話がブルブルふるえた。 「六本木のTSUTAYAにいるんだけど、いい映画あるかな?」 そこであげたのは『ザ・ロイヤルテネンバウムズ』。 コメディ−、家族、ほろり。 ぜひ年末に観て、親孝行したくなってください。 ジャージ親子、最高! 年末に読んでほしい本、ビートたけし『僕は馬鹿になった。』 大人になると変なところだけ器用になって 傷ついたり泣いたりを上手に回避してしまうけれど 心の奥のほうにあるいたいけな部分は 格好悪くても、いつまでも無くしたくないな。 情けない自分や弱い自分に気づかないフリをするほうが楽だけど 不器用でも暖かい涙のでる人間でいよう。 ビートたけし、北野武。 彼の中でどう線引きされているのかは分からないし テレビはあまり見ないので芸人としての彼は良く知らないけれど デリカシーがある大人の男の人だと思いました。 本の装丁は鈴木成一デザイン室。フォントと紙選び、さすがです。 手触りも含めて特別な一冊なので、大切な人への贈り物にも。 文庫本なのに、美しい
furarifurari
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