ふらりふらり帖
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2004年12月17日(金) *できるうちに親孝行

深夜に携帯電話がブルブルふるえた。
「六本木のTSUTAYAにいるんだけど、いい映画あるかな?」

そこであげたのは『ザ・ロイヤルテネンバウムズ』。
コメディ−、家族、ほろり。
ぜひ年末に観て、親孝行したくなってください。

 ジャージ親子、最高!

年末に読んでほしい本、ビートたけし『僕は馬鹿になった。』
大人になると変なところだけ器用になって
傷ついたり泣いたりを上手に回避してしまうけれど
心の奥のほうにあるいたいけな部分は
格好悪くても、いつまでも無くしたくないな。
情けない自分や弱い自分に気づかないフリをするほうが楽だけど
不器用でも暖かい涙のでる人間でいよう。

ビートたけし、北野武。
彼の中でどう線引きされているのかは分からないし
テレビはあまり見ないので芸人としての彼は良く知らないけれど
デリカシーがある大人の男の人だと思いました。

本の装丁は鈴木成一デザイン室。フォントと紙選び、さすがです。
手触りも含めて特別な一冊なので、大切な人への贈り物にも。

 文庫本なのに、美しい



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