出ました。
ゴキ・ブリノフスキー(推定年齢・満1歳)が。 もう歩きに歩いて帰ってきて、顔を洗いつつ爽やかな気分でふと上を見たら、ケツが…ヤツのツヤッツヤのケツが…………!!!プリッと………!!!!
落ち込みました。 なんていうか、今回はなぜか驚愕とか嫌悪よりもむしろ、「なんで居んねん…」という猛烈にブルーな気分になりました。そ〜っと気取られないようにユニットバスルームを出て、10分ぐらい脱力してから、処理班へと移行しました。 なにやら台所洗剤をかけると効くらしいと噂に聞いていたので、今がその時! 台所洗剤をヤツに向かって「死ねやアアアア!!!!」と叫びながら噴射。ブリノフスキーはちょっと声に驚いてビクッとしました。
ところで洗剤の飛距離が10cm前後なのですがどうしたら。
どうがんばってもかすりもしないというか届かないっていうかあんまり近くからかけるのも礼儀としてどうかと思うので…ブリノフスキーの静観している間にもユニットバスは洗剤だらけになってしまい、哀しくなってそっと洗い流している間にもブリノフスキーはじっとこちらを伺っているだけで身動きひとつしないのでした。 物静かでおとなしい子だね。おじちゃん、君のともだちに何回かあったけど、みんな飛んだり走ったり大騒ぎだったよ。君がゴキブリじゃなかったらいい友達になれたと思うんだけど、残念ながら君はゴキブリで、放っておいたらチョー増えるからお命頂戴つかまつるよ。
そんな訳でおとなしいブリノフスキーに心中物凄く謝りながら、結局キンチョールで毒殺しました。 長い間の噴射中もおとなしく耐えてくれて、最後までそんなに暴れずにおとなしく逝ってくれました。 すまない……人間のエゴを許しておくれ…!
ていうか、頼むから配水管伝ってうちに来るのやめてくれないかな。ヨソ行ってくれよ。
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