2003年06月29日(日) |
「トンネルを抜けるとそこは雪国だった」 |
という、一節がなんかの有名な小説?だかにあるそうですね。お恥ずかしながらそれがなんの一節であるのかは忘れてしまったのですが、10年以上も前に別の何かの登場人物がそう口ずさんでいたのをなんとはなしに心のすみっこで覚えていたのでした。
それがウン年もたった今日、こんな形で思い出されようとは…………
ごはんジャーを開けると、そこは雪国でした。
一瞬本当に「雪?」と思いたかったぐらいに真っ白な草原がごはんジャーのなかに広がっていました。見た目とってもふかふかそうでした。 そんな訳で記憶の水底から瞬時に浮かび上がってきたのが、作者も知れぬ例の一節で、成る程このようなこころもちのをいうのにちがいないと妙に納得しつつも、 とっさにフタを閉め、頭を抱えてきっちり3分間ほど現実逃避してからもう一度あけたところ、やはり予想にたがわぬカビさんたちでした。こんにちは。新しい生命(いのち)たちよ、私がママですよ。そうさ、ごはんをこんなになるまで忘れていたのは私さ。
フカフカの下のごはんはなんだかピンクグレープフルーツみたいな色になっていました。
昔もこんな事になった記憶がありますが(こりてない)その時はなんだか緑が広がっていてなかにぽつんぽつんと黄色や赤(ピンク?)のコロニーが点在していて、タイトルは「大草原の小さな家」でした。 もう次が無いといいなあとか思いつつ、しばらく雪国ジャーでごはんを炊く予定はキャンセルであります(震)
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