無題ドキュメント
「ハウルの動く城」を見てきました。
以下に率直な感想を書きます。
全体的に、娯楽映画としては楽しかったです。
途中で、退屈することはありませんでした。
映画の作り方として、
(風の谷のナウシカ+天空の城ラピュタ+魔女の宅急便
+もののけ姫)÷千と千尋の神隠し
=ハウルの動く城
というような印象を受けました。
宮崎駿の作った作品であることは間違いないのですが、
ハウルの動く城として、オリジナリティは感じませんでした。
それに、筋道の通ったシナリオだとは思いません。
結論が決まっていて、結論に向けて物語が進むというよりも、
原因があって、知らないうちに結果が決まっていた、
という印象です。
細かい話の部分で、どうしてそんな話が必要なのか、
意味が分からないところが多々ありました。
10回、映画を見ても、理解できないよな〜と思います。
私の感性が、鈍ったからでしょうか?
最後に声優陣について
主役二人のキャスティングは、何でだろうなぁ?と
首をひねるばかりです。
他の声優は、違和感を感じないだけに、不思議です。
紅の豚から、どうも声優陣の選択方法が理解できません。
洋画で、吹き替え版を見ているような違和感に襲われます。
それでも、歴代の宮崎アニメの中では面白いほうだと思いますので、
話題作りのためにも、見ることをお勧め致します。