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2002年10月25日(金)
街角で出会った変な男



無題ドキュメント




嘘のような本当の話。


 


世の中、色々な人がいる。自分の常識など、軽く吹き飛ばしてしまうくらいに


強烈、かつ独創的な人はいる、確実にいる。


 


以前の日記でも紹介しましたが、


すき家で「フレンチェ」を注文した、謎の親父。


 


市営の駐輪場で、自転車に向かって、タチションをしていた男


(こいつはすでに犯罪者レベルだと思うが)


 


このように、常識などは薄っぺらなものだと私に痛感させた出来事があったのですが、


つい先日、ある意味、これらを超える男に出会ってしまいました。


 


最初に言っておきます、これから書くことは現実です、真実です。


事実、私はこの男に出会って、「時間が止まる」事を教えられました。


 


それでは、始まります。


 


変な人間紹介編その3


「薬局にいた男」


 


それは、ある晴れた日だった。


久しぶりの平日休み、私はしばらく忙しくて、荒れ放題だった家を


片付けていた。


 


風呂場を洗おうとしたのだが、あいにく洗剤が切れていたので、


近所に買いに出かけた。


 


私の住んでいる近くには、薬局がたくさんあります。


私はいつも行く薬局を決めていたのですが、その日は


「たまには違う店にも行って見るか」と思って、近所でも一番大きい


薬局へ行きました。


 


店内は流石に広く、私は目的のものを探していました。


 


すると、前方のティッシュペーパーが置いてあるコーナーで、なにやら真剣にもの探しを


している男がいました。


 


別に怪しい風景ではありません。


私は気にするでもなく、別のコーナーへ行こうと思った瞬間、


私の高感度センサーが何かを捕らえました。


 


いや、私の耳がある言葉を捕らえてしまいました。


 


「人肌に近いものはどれかなぁ」


 


な、何?????


なんて言った、あんた???


落ち着け、落ち着くんだ、俺!!!


 


こういうときは、冷静さが重要だ。


 


昨日は何時に家に帰った⇒11時ごろだ⇒問題なし


今日は食事をしたか?⇒きちんと食べている⇒問題なし


きちんと寝たか?⇒7時間は寝ている⇒問題なし!!


 


そもそも、薬局で、人肌に近いティッシュペーパーを探すことは


常識的なのか??俺の常識だと、明らかにおかしい。


 


まずい、自分の常識に自信がもてなくなってきた!!!


 


いや、こんなことを反芻しながら考えている時点で、


俺は冷静じゃない〜ぃ。


 


もう、私はこの男に釘付けです。


一時たりとも目が放せません。


 


次は、一体何をするんだろう・・・


と思って、しばらく見ていたら、次の瞬間その男は歩き出しました。







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続く!