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2001年07月18日(水)
デフレと人の尊厳



今回のお話は、まじめですよ。


いや、マジで・・・


(この文章で笑える人は、私のHP通)


 


 


 


最近の流行語のひとつに


デフレ


が有ります。


 


説明するのが難しい言葉ですが、簡単にいえば物が


安くなっていく現象だと思います。


 


このデフレを感じることは多々あります。


ユニクロ、マクドナルド、牛丼屋各社、航空会社、などなど


今までに比べて、物が安くなってきた例をあげればキリがありません。


 


物が安くなるのは非常に嬉しいです。


ただ、デフレになると、物が安くなる代わりに、給料も安くなって、


結局、嬉しいことがなくなる、と言う難しい現象はおいておきます。


 


とにかく感じることは、


「なんだよ、その値段でできるのかよ」


と言うことです。


 


例えば、覚えていらっしゃいますか?


マクドナルドの普通のハンバーガーは


以前は210円で売られていたことを。


 


私はすっかり忘れていましたよ。


 


昔、割引セールで


「1個、100円」


と言う当時としては衝撃的な価格でした。


今では、平日とはいえ、


「1個、65円」


で販売されています。


 


恐ろしいほどの値下げです。


 


しかし、考えてみてください。この値段、


ペットフードより安いです。


 


安くなったのは嬉しいけど、私たちはマクドナルドから


「おまえの食い物、ペット以下」


と言われているような気がして成りません。


 


安くなったのは良いことだけど、安さと引き換えに


人間としての尊厳を失った


ような気がして成りません。


 


安いことは正義ですか?


 


私は、このような理由から、


ハンバーガーは食べません。


 


ジュースとポテトは食べますけど。