絵に描いたような風景。真っ直ぐな並木道。太陽は道の先に沈み、木々のシルエットは影絵らしく黒々としている。目の前に広がる優しい夕焼け空。夕方から夜への、嘘のようなグラデーション。雲ひとつない群青の空に、ただひとつ輝く、一番星。運転中でヘルメットが重かったが、何度も空を振り仰いでしまった。あまりにも、その景色ができすぎていて。正真正銘の一番星を見たのはずいぶん久しぶりのような気がした。