想
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今回の旅は、不思議なことがあった。
福岡に行くということを全く考えずに買った本が、 遠藤周作の『海と毒薬』だった。 この話は、中心的な舞台が、九州のF大学なのだ。 自分でも、偶然にびっくり。
遠藤周作は、すごい作家だという気がする。 この話に関しては特に、 ストーリーの作り込み具合も、 テーマに対する真摯さのようなものも。
ともすれば生きることに飽きてしまいかねない「現代人」に、 ぜひ読んで欲しい1冊。
* * * そういえば、今回の旅では、 この小説に出てくるような博多弁は耳にする機会がなかった。 ちょっと残念。
****** 焼酎がうまいというのはいいことだ。 博多の胡麻焼酎は、胡麻の香りがする、と我が家で評判。
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