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2002年11月09日(土)  現実でも小説でも

僕の周りでは、常に色々なものが失われ続けている。
得るものと失うものが同じくらいの数だとしても、
哀しみは増えていく一方だから、巧くやり過ごせなくて困る。

失われた瞬間に「なくした」ことに気付かないのは、
その失われた「もの」が大事でなかったからではない。
そんな考えに、最近ようやく行き当たった。

そして、知らない内になくしているものは多いのに、
後になってなくしたことに気付くのは重要なものばかりだったりするから、手に負えない。

手に負えないからといって、投げ出したりはしない。


まだまだ読みたい本もあるし。


真 |MAIL