想
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『問:低俗が高潔を装っている。そいつは低俗か。 問:悪が善を装っている。いつまで善でいられるか。』
最近パソコンを開かない生活が続いていた。 物を書くほど、手が空いていなかったからだ。頭はいつでも何かを考えているのに。人というのはこうやって何も伝えられずに死んでいくのかなぁ、なんて思ったりする。我ながらクダラナイ。
やるべきことが多い時ほど、関係のないことに気が向いてしまう。なんで自分は今やらなきゃならない1つのことに集中できないのかなぁ、と自分が厭になったりして、それでさらにまた作業が進まなくなったりする。でも、実はちょっと違うのかもしれない。やるべきことが溜まっている時に何か違うことに気が向いてしまうと、そこで自分をいちいち責めてしまうから、なんだか忙しいときの自分に限って散漫に感じるんじゃないだろうか。本当は、いつも散漫なのだ。それでも、自由に散漫だから、無駄なことを考えてても気にならないし、許せる。 いろんなことをこうやって考えていくと、ちょっとラク。
自分を巧くリラックスさせられる時と、追い詰めてしまう時がある。自分に自信を持って臨んだ方が上手くいくことと、謙虚になった方がいいことがある。自分に巧く嘘をつけるときと、嘘をついてはいけないときがある。見極めは難しい。
『解の例:人間性に完全などありえない。』
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