Diary




2005年09月23日(金)
近頃私を捕らえている妄念は

近頃私を捕らえている妄念は

このこころからだはすでにぬけがらである

もう、永遠に満たされることのない形骸である

そして選ぶべき二択は

それでも生きるのか
それならもう死ぬのか

捕らわれて 足が竦む
選択を迫るその声は 如何にも真実から発せられていそうで
また そのあまりの迫真さ故に
信用してはならないつくりごとのようでもあって
何が正しいか 何が核心か 何が本当なのか

真実とは もっと茫洋とした 捉え所の無い物で在るような気もして

きっと これら全ては妄念だろう と
かぶりを振って
それでも生きる、でも無く それなら死ぬ、でも無く
ただ茫洋と生きる
選ばずに惰性で生きる

遠くから二つの声がせせら笑うけれども
何が本当なのか 選べない 私には皆目見当がつかない

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 ひと月以上にお久しぶりな。
 天野月子の新しいアルバムを買いました。いいわ。(><)
 村上春樹の新刊短編集も買いました。
 形のあるものと形の無いものなら、形の無いものを選べ。
 しかし、じっと見つめれば見つめる程、どの選択肢にも形はあり、形はない。
 禅問答かなんかかよー。もう、半ギレだ。ドアや椅子や引き出しにあたる。

 実験は、前に進んでいるので頑張ります。
 無能なマスコット人形ではないことを証明して叩き付けてやりたい。
 激しい感情がある、つまりは甘えです。
 甘えさせてもらっている。半ば確信犯だ。


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