Diary




2004年01月23日(金)

 冷静と情熱のあいだの江國さんの方・赤い方を久々に読み返した。
 昨日、今日と頭痛がした。鎮痛剤のよく効く身体でよかった。
 あー。
 青い方も読まないとこころが苦しいままだなぁ。

 江國さんの小説では、落下する夕方とこの冷静と情熱のあいだが好きだ。
 わかりやすいから、かなぁ。
 他のもよく読んでいるけど、わかりにくいものもある。
 maybe i'm not enough to understand it yet.

 自分の言葉は未熟だな。
 歌や、小説や。自分以外のひとが作ったもののほうが、自分のこころをよく表しているようだ。
 自分の言葉で試みるよりも上手く、解き放たれる。
 うーむ。
 自分の言葉でそれが出来たら、一番好いのだけれど。
 でも、つくづく。未熟だな、うまくできない。でてこない。未熟だ。

 だからといって、既製品に甘えていてはだめかなぁ。
 うーむ。
 しかし、自分のうちにどれだけの、何か があるというのか。

 自分のうちには何かがあると、信じることを、
 私は、そう信じていたのかな?信じているのかな?
 まだ。
 昔は、うん。信じていたなぁ。
 今も、信じられるかな?
 疑っているな。
 そんなもの、何かなんて、あるのか?と。
 でも、信じる信じないの問題、だろうなぁ。
 ある、ない、ではなく。
 自分で決めるのだ。強く思うこころで。

 そうはいっても、未熟で苛立つのが事実なのだ。(苦笑)
 求めるように、表現出来ない。


 冷静と情熱のあいだの前に梶井基次郎を読んで、相変わらず激しく共感して、でもそれってどうやねん、と思ってちょっと考えました。


BACK      DiaryIndex      NEXT

朔月 [HOMEPAGE]