Diary




2003年10月02日(木)
笹の舟を

 なにやらタスクが満ち満ちている。
 部活とかね。

 今日は気持ちを吐く。




 いろいろ、思って、考えて、胸を痛めて喉を焼いて、歌を歌ったりちょっと叫んだり、押さえつけたり、している。
 ん。んん。
 愉しいよ。(苦笑) ただ、たったひとりで。
 状況を。

 この日々は、何かになるのかなぁ。
 何かの足しに。役に立つことに、なるのかなぁ。
 どこかに繋がっていってくれるのかなぁ。

 なんにもならなくても、こうしてしまうんだけれどもね。
 愉しいし。愉しいよ。あぁ愉しいさ。(泣笑)。

 なんにもならなくても。どこにもいかなくても。ただひとりで、のたうち回ってるだけでも。
 知られなくても。ただ笑顔でいるように見えても。
 もしくは、全部あけすけに、みっともなく、ばらまいてしまっているのであっても。

 それでも、この感情を。あー、いっそ棄てたくても。消えちまえと思っても。

 ばかなことをしている。うん。多分、自分で解ってる以上にばかなことばかりしているんだろう。
 うすうすわかっていても、自分を追い込んでいってしまっているんだろう。
 それで愉しいよなんて言って泣き笑いを。

 ハーモニクスの音が、きれいだなぁ。
 読みとれなくなっていく些細な記憶にしがみついて、その不毛さを何とも苦しく自覚しながら、でも、縋りたいと思ってしまう。
 そう何度も、縋るほど、形は変わって私の中しか無くなってしまうのに。
 捏造された記憶になっちまうのに。
 触れずに箱にしまう方が、ずっと鮮やかでいてくれるんだ。でもできない。

 確かなものを求めるけれど、おそらく、それはもともと存在しないのだ。
 うん、今より全てが良くなっても、確かなものはないのだ。
 それを辛いこととするか救いとするか。はたして……。

 会いたいなー。話したい。笑顔を見たいなぁ。
 換言すればそうなるんだろう。
 それで失われるように思えるディティルは、要らないものだ。ただの私の感傷だ。
 知ってるよ。うん。
 でも、一人で要ると色々ぶつくさ言いたくなる。
 そういうことを記し留めて、縋ってたくなる。

 会いたいなぁ。
 もう、正当でも不当でも、なんでも。
 そう思ってしまっているみたいだ。
 許す許さないも問わないけど。

 会いたいなー。また、弾くギターの音を聞きたいなぁ。


 誰かが全部幻だと教えてくれたら、僕は。
 それでもどこにもいけないのかなー。
 それはちょっと進退窮まってるな。苦笑。
 最悪、ある日突然全部消えてしまうことさえなければ、いいのだろう。
 しあわせしあわせ。


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