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 本当の理由

2002年01月28日(月)

爆発。

小さな小さな爆発。
どかんと何かが吹きだすわけでもなく、
ただただあたしの中の何かがぷちっと切れて。
もう止められない。
どうなったってかまいやしない。
これ以上もう無理。

でも、状況が状況なわけでそうもいかずに。
くるまる。
あたしの好きな「みんなの中のひとり」
すごく贅沢でわがままな空間。

本当は気にかけてくれる人がいるだけで充分なんだ。
だけど、欲が止まらないのも事実で。

「儚いうたかたの恋ならば」って歌を聞きつつ歩いてたら
なんだかわからないけど、くやしかった。
くやしいのとむかついたのと、それからしあわせと。
全部が一緒くたになって現れてあたしに降り注いだ。
目の前の光景が憎かった。
でも、あたしのことは気にしないのでしょう。
そういう方。
それはわかってる。
諦めっていうか、もう当たり前。
だから敢えてぶつからないことにする。
もめると痛いから。
話したりして楽しいから。
些細なことで仲をこれ以上壊したくない。

一時はすごく仲がいい。
だけど、ピークを越えたら人並み以下。
そんな関係があっちこっちにいっぱいあるような気がする。
あたしが持つ友人関係ってけっこうそんな。
↑の方に書いた子もそう。
何かが起こって、その事に関して一緒にいろいろする。
だけど、その何かが終われば関係もほぼ終わる。
さみしい関係。

今日のもそんな気がした。
だから、言うことを恐れた。
今だけの優しさは嫌。

「夏の庭」読み終わった。
その中の虹の話が好き。
光は本当はいろんないろ。
だけど、普段は見えない。
そこにたった一筋の水があるだけで見えるようになる。
それが虹。
意味はそんなとこ。
表現は全然違うけど。
きっと見えないものだらけ。
そこに何かが加わる事で見えるようになるんだと思う。
それは人だったり物だったりいろいろだと思うけど、
あたしはそんな一筋の水のようになれたらなぁと思った。
まずは自分をすっきりさせないことにはどうしようもないけど。

+++++

今日のかくれんぼはあたしの勝ち。
誰も見つけてくれなかった。
すぐ真横にいたのに。
By ちぃ。
b a c k  o r   n e x t  o r   m e n u
M a i l    

Edit by オレンジミルク。
Photo by trueblue