昨日の夕飯時。
父の携帯がなって
「大変や、お母さん着替えて」とただならぬ気配。

「どうしたん？」と、私と妹。

うちで働いてくれてる人が危篤だという知らせだった。
２年前に肺がんの手術をして。
最近はリンパ系に転移してたらしい。
放射線治療するということで国立病院に入院してたけど、
検査入院って事だった。
治療をすると２年は大丈夫って話だった。

遠くない将来にお別れが来るとは思っていたけど、
父も私たちもそれが今だなんて思ってなかった。

「この前会って元気やったのに」
と、驚いた妹が泣き出した。
妹は毎日顔を合わせていたから余計つらいのだね。

両親は病院に駆けつけて、小康状態のまま。
明け方に帰ってきたけど、その日の９時ごろに電話がなって。
やっぱり無理だったみたい・・・。


おじさんは、父の同級生だったから
私も小さい頃から可愛がってもらっていた。
なんだか突然いなくなったって感じで
お通夜に行っても実感がわかなかった。

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