ネコの日記
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2005年03月28日(月)

今、我が家のブームは「ゆ」だ。

その「ゆ」とは具体的にふたつ。
「足湯」と「かけ湯」。

北京は乾燥した気候のためか、風呂に湯船がないのが一般的で、
我が家もそれにもれず、シャワーの毎日だった。
今はそれなりにお金を出せば、湯船のついたマンションもあるし、
湯船をあとづけすることもできる。

で、我が家のこのブームは、
少し前の寒い時期、外出から戻って、冷えた身体を
「速攻」であたたかくするのにダンナさまが妊婦に
施してくれたのがはじめ。

オケに熱い湯をはって、ぼーっと浸かると、
ホントすぐに身体があたたまる。

最近はそのオケに湯のはったのを、肩の上からかける
「かけ湯」が、なんとも気持ちいいことを発見。
湯のほどよい重みと、シャワーとは違うまとまったあたたかさが、
ものすごく身体をホクホクにしてくれる。

日本にいては当たり前すぎて
気づかなかった発見かもしれない。

そういえば先日こんな話を聞いた。

中国では未だかつてこんな風習があるという。
それは、出産後の女性は2ヶ月間お風呂に入ってはいけない、というモノ。

これは現代でも「フツー」に残っている風習で、
今どきの中国人女性もそのママ世代も、もちろんその上世代も、
「当たり前」のように思っているらしいし、やってきたことらしい。

しかし、これは相当に「臭う」ってよ。

表向きこの風習の理由は「衛生」で、
バイ菌が入らないようにってことらしいけど、
もともとの由来は推測で
「自分の奥さんを外に出さないための、昔の男の人のエゴ」が
始まりじゃないかと……。
でも実際は、そのエゴ発生者のダンナさんも近寄らなくなるほどの
「臭い」だそうで、体験者の女性方はそれは辛い思いをしたそうな。

自分が猛烈に臭い上に、ダンナに拒否される。
(あー、よかったあたしそんな風習関係なくて。)

だから、日本で出産した中国人女性の話で、
出産後病院で「お風呂入ってね」と言われたときには
それはそれはたいそうビックリしたそうな。

国が違えば風習も違うのは当たり前。
でも、この「臭う」系はキッツイなぁ〜と
日本人としては思う(きれい好き民族代表)。


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