待ちにまった、リンダリンダの日です。 本日で東京公演、千秋楽です。 私は勿論、松岡充が目的で観に行くわけですが、舞台の内容自体も楽しみでした。 全曲ブルーハーツの曲で構成された音楽劇。 私は特にブルーハーツのファンではありません。 でも、彼らが歌っていたシンプルな歌のいくつかは好きだし、耳に残っています。 私が中学生の時に仲のよかった男の子がすごくブルーハーツが好きだったこともあり 私にとってはブルーハーツの有名な歌は「青春」ってイメージです。 何も知らないで、それでもなんだかすごくひたむきだった、そんな時代の歌です。
夜公演だったので、少し早めにやっしーと待ち合わせしました。 遅めのお昼ごはんをとって、そのあたりをぶらぶら。 行ってから気づいたのですが、私、すごっく久しぶりに新宿に行ったのですな。 東京に住んでいて、しかも30分で新宿に行ける距離にもかかわらず、用がなかったみたい。 先日、新しい名刺を貰ったので、久しぶりに昔使っていた名刺入れを引っ張り出したのですが、 それが予想外に汚くて。。。丁度、よい機会だと思い、名刺入れも買いました。 コレクション用としてはアルミの名刺入れを使っていますが、 流石に仕事ではそれはどうかなぁ。。。と思うのです。 あんまり重要なことじゃないかもしれませんが、 ビジネスの場に於いて名刺はその人の「顔」であると思うんですよね。 自分の「顔」や相手から戴いた「顔」を仕舞う名刺入れがあまりにもお粗末だと なんだか、失礼な気がします。ま、個人の感じ方なんですけどね。 なので、輪ゴムで留めている人とか手帳から出す人に会うとビックリします。 女性用の素敵な名刺入れというのも限られてくるのですが、 それでもなんとか気に入るものをげっと♪
小田急をぶらぶらしていたら、アクセサリー売り場でやっしーがセリーヌのロゴを発見。 やっしーは「私=セリーヌ好き」だと思っているので、 「あんなのあるよ!」といち早く見つけて教えてくれました。 確かにセリーヌ好きですけど(笑) 私は今まで、セリーヌのアクセサリーもブランドショップで買っていました。 でも、バックや服と一緒に並ぶ、アクセサリーは大概、メッキなんですよねぇ。 それしかないと思っていたのですが、なんと!このアクセサリーコーナーの商品は 全て、シルバーか18金、プラチナだっていうじゃありませんか。 うっわー、ほっしー!! 今まで見た事のないデザインとかたくさんあって、魅了されてしまいました。 結局、セリーヌロゴのいっぱい入ったぶ厚めの指輪を購入してしまいました。 こんなにぶ厚い指輪とか持っていなかったけれど、ハードな感じで意外とカワイイです。 お値段も即決で買うには些かお高めでしたが、ここは仕事を始めた私、ちょっと気が大きい。 給料もまだ貰っていないのに、「自分で買ってやる」と購入しました。 やっぱり、やっちゃいましたょ。。。 でも、こういうのを買うから「頑張って働こう!」と思うもんですよね。 私の就職記念っていうことで。 話を聞くと、東京での取扱いはこの小田急だけだそうです。 まだ、気になるアイテムがあったので、当分、通うことになりそうです。大丈夫か? どうも、新宿というトコロに来るとついつい財布の紐が緩むんだよなぁ。キケン地帯だなぁ。
予定通り、シアターアプルに到着して、パンフレットも買って、観劇開始。 席は最後列だったのですが、シアターアプル自体があまり広くないので、それでも22列目。 しかし、これが予想外に観やすい席でしたね! 後ろの人を気にすることがなかったので、観えなかったら「立ってやる!」状態。 センターだったので、充分舞台全体を見渡す事も出来ました。 出演人の中で「歌うたい」の人は松岡充とSILVA。 私はすごくSILVAも好きだったんだよねー。彼女のパワーのある歌い方が好き。 この二人はどちらも初舞台だったのですが、臆することもなく格好良かったです。 周りの「芝居人」と違って歌う時の発声や、見せ方が違う。 松岡充も私が思っていたよりは随分、歌が上手くってますます好きになりました。 癖のある歌い方は変わらないけれど、生で聴くとこんなにいいものか! 前から松岡充が好きだった理由のひとつとして、この人は「自分の魅せ方を知っている」 と思っていました。どうすれば自分がよく見えるか本能で判っているひと。 そういう人ってすごく魅力的に見えちゃうし、格好いいと思うのね。 芸能人だけじゃなくて、一般の人でもそう。 今回の舞台ではそれを思い切り正面からぶつけられました。このキャスティングってすごい。 ライヴで慣れているからか、歌うシーンになると文句なしにイイ。 舞台マニアやっしーも褒めていたから、本物か。
内容は夢を追いかけながらも現実を突きつけられる若者達が、それでも、もがいて頑張ってゆくお話。 「いい加減、現実を見つめなければいけない」と解っていながら、「仲間」とか「青春」とかに しがみついて、自分達の分岐点で馬鹿をやって、思いのままの道をゆくというもの。 「ありえない」と思いながらも、なんだか自分が突っ走っていた頃を思い出しました。 「青春」っていうコトバにこそばゆいものを感じながらも、 確かにそこをみんな通ってきたんだと実感しました。 この舞台を演じる主要な人たちは、松岡充もSILVAも山本耕史もみんな私と歳が近いひとです。 そういうこともあってか、すごく身近に感じパワーをもらいました。 まさに「頑張れって言ってやる!」ってヤツですな。 千秋楽なので、楽しいアドリブもいっぱいありました。東京、最後だもんね。 最後は全員立って、ライヴ状態でブルハの歌、合唱。 演出家の鴻上さんか、主演の挨拶でもあるのかと思ったら、 鴻上さんがちょっと舞台に出てきて、でもほとんど喋らなくて みんなで「リンダリンダ」を歌いました。まさしく! なんだか、すごーく楽しかったです。
ちょっと興奮気味で、今度、DVDが出るというのでそれも会場で予約してしまいました。 いや、もう一度観たいね! 松岡充の「それは、反則やろ。。。」というような秘蔵のコスプレもあったし♥ 興奮冷めやらぬ状態で、名残惜しくも外にでたら、 鴻上さんの手書きの「鴻上壁新聞」が貼ってありました。 入り口で貰った色んなフライヤーの中にも公演にあたっての「ごあいさつ」として 手書きコピーの紙が入っていたので、そういうヤツかな?と思っていたのですが、 どうやら、そういうものではなく抗議文のようでした。 見づらいですが、写真を撮って来ました。
これでも、見づらいと思うので実際の内容はこちらに載っています。 別に「自分の作った芝居にケチをつけられたから抗議している」わけじゃありません。 私も学生時代に「芸術評論」というのをやりましたが、自分でやりながらも なんだか「人が創ったものを後から偉そうにどうこう言うってずるいなぁ」と感じたことがあります。 勿論、多くの人がそれをどう感じるかのガイドとして、「評論」というのはあるわけですが、 それが「評論家」センセイや著名人であればあるほど、鵜呑みにされる方も多いでしょうし、 実際、それはある意味「見えない武器」になると思います。 表現者は舞台でしか表現することが出来ませんから、今回のこの抗議は私にとって こういう形もあるのだ。。。と思いました。 私もちょっとだけ演劇をやっていたこともあるので、解るのですが まさしく、こういう「評論」は辛いだろうと思います。 誰がなんと言おうと、私は今回の舞台、すごく「生きていた」と思います。 ちょっと、難しいことを書いてしまったけれど、観に行ってよかったよ♪
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