828 ニッキ



2004年12月03日(金) 早起きだから

本日は夜10時ごろに寝て、深夜3時ごろに目が覚めました。どうなんでしょ。
明け方までテレビ東京で永井荷風の半生を描いた墨東綺譚をやっていて、
思わず見入ってしまいました。
私、こういうタタミの匂いのするハナシが好きなのです。
墨東綺譚は永井荷風の小説ですが、この映画は主人公を永井荷風に置き換えて描いたもの。
津川雅彦の演じるくたびれ具合と、墨田ユキのエロさが良かったです。
永井荷風とか谷崎潤一郎とかの描く世界って本当に美しいなぁと思う。
内容的に言えばエロいものも沢山あるけれど、その言葉のひとつひとつに美を感じる。
Deep Loveに「泣いた!」とか言ってる場合じゃないっすよ。
だったら、AIDSなんか認識されてなかった頃に、夫に性病を染されて
それでも賢明に生き、大切なものを命をかけて守った金子みすゞの半生に涙しろ。
Deep Loveは映画化される前に読んだけど、なんか薄っぺらかった記憶。
あの程度で人の気持ちを動かすことが出来るんですかね。
文学じゃない感じ。文字情報ですよ。

毎日早めに寝てしまっているので、メールの返信とかはこの朝方の時間。
私から早朝にメールを受け取った人、安心してください。
ちゃんと会社、行ってますからー。「夜更かし」じゃないですからー。
今日で3日目の出勤です。次第に通勤にも慣れてきました。
昨日、通勤の為に購入した小説は「ダンボールハウスガール」というタイトルのものだったのですが、
これってば、米倉涼子主演で映画化されてたのね。。。
映画と小説じゃちょっと設定が違うみたいだけど。
OLを辞めたばっかりの女の子が、今後の生活資金200万円を空き巣に入られて盗られて
家もお金も仕事も無くなって、そのままホームレスになっちゃうお話。
読んでて読みやすいけれど、なんだか妙に疲れるハナシ。
「生きていく為には仕方ねーんだよ!」っていう気持ちと生活の状況を羅列した
コトバが息苦しいのね。必死なのは伝わるんだけど。
そのくせ、妙に冷めていて舌打ちが癖になっているところも、寂しくて苦しい。
通勤にはむいてないよね。。。働きながら読むもんじゃない。

本日は昨日に比べれば雲泥の差の業務内容でしたー。
忙しくは無かったけれど、次第に「仕事」と呼べるものに近づいてきましたね。
久しぶりに昔やっていた仕事と同じような図面を見たりもしました。
働いていた時はもう限界に近い状態になってて「辞めたい、辞めたい」って思っていたけれど
それでも、私は基本的にこの業界が好きなんだな。。。って思う。
今回はこういったお仕事を発注する側の立場なので、
私が見た図面は以前勤めていた会社の同業他社が作成したものだったのですが、
他の会社が作った図面というのも初めて真剣に見ました。やっぱり、ちょっと違うね。
それが会社の「色」なんだなー。
そんなこんなで、どうにか働いております。
月曜日は訪問先に直行で横浜の仲町台に8時50分に集合とのことらしい。
何時に家をでたらええねん。。。

ある程度の仕事も頂いたものの残業する程のこともなく、本日も定時にお終い。
今日は早く帰りたい!と思っていたので、寄り道もせずに帰りました。
帰宅したら18時過ぎでした。
メッセにサインインしたら、よりこさんに捕まって「はやすぎ!」と言われました。
ちなみにその時、よりこさんはまだ会社で働いておりました。
ま、普通に行けばこんなもんらしいです。

日中留守なので、普通郵便が無理やりポストに詰め込まれています。
っていうか、どうやって取り出すねん?嫌がらせ?と思うほどのきちきちぶりです。
不在にしちゃうと定形外でも再配達になるので、根性で入れている感じ。
本日はいつもの定期トレーダーから、サンクスギビングの七面鳥とI Love Torontoが到着。

 どこかで見たかんじ。

七面鳥とかもう何回も同じようなのを見た気がします。微妙に色合いとか違うよね。
I Love TorontoもI Love Scotlandに色があまりにも似ていて新鮮味がないねぇ。

今日は相棒の帰りが遅いというので、家でうだうだしていました。
夜中1時前に相棒が帰宅。
このひと、明日からまた広州です。


 Past  Index  Future


みっきー
ひとことお願いしまふ。


[HOME]