本日、また、普段電話がかかってこない時間に突然、電話が。 なんだか、ビクビク癖がなおらない私。 ソぉーっと出てみると、神戸の母でした。やはり! 祖母の調子が悪くなったのかと「どしたの?何かあった?」と聞くと 予想外の答えが返ってきました。 「名古屋のおばあちゃんがね・・・クモ膜下出血で倒れたんだって。」 もう、びっくりするやら、どうしてよいやらわかりませんでした。 朝遅くに、用事をして、具合が悪くなったのか、布団に入ったらしいです。 それで、その後、一緒に住んでいる従姉妹が発見した時は意識がなくて。 病院に運ばれて、クモ膜下出血と診断されました。 現在は、植物人間状態で意識もなく、手の施しようがないとのこと。 意識もないし、行っても仕方がないので、今は行かなくてもいいけれど、 多分、もう助からないから覚悟しておくように、と言われました。
この祖母は母方になります。 一緒に住んだことはありませんが、元々、神戸出身であるし、 同居している母の兄の仕事の都合で、名古屋に住んでいたこともあって 小さい頃は、よく神戸に来て、泊まっていってくれていました。 小さい頃、祖母が泊まりに来てくれている時に、朝、私を起こしてくれる時に 「おおきな〜れ、おおきな〜れ」って手や足、体をさすってくれたことを すごく覚えています。子供心にすごく、心地よくて、暖かかったです。 祖父は数年前に他界していたのですが、祖母は足が悪い、腎臓が悪いと言いながらも いろいろ気を遣ってくれて、ああ、元気なんだな。。。と思っていました。 お盆にお菓子を贈ったら、白桃を贈ってくれたり。 最後に会ったのは丁度2年前でした。わざわざ、東京まで来てくれました。 その時、一緒に撮った写真が最後の写真でした。
そんな祖母との別れがこんなに突然、やってくると思いませんでした。 先日の祖父の時もそうですが、人間って儚いなと思い知らされました。 人の夢と書いて儚いと読みますが、本当に儚いのは人そのものかもしれません。 今、まだ生があるとして、あの祖母と前のように話すことは出来ません。 いずれ来るであろう、祖母との別れを前にして、今は祖母が少しでも苦しまず、 安らかに眠ってくれることを切に願います。
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