今日は何をやっていても、この一日の終わりに観た「さとうきび畑の唄」のおかげで覚えていません。 数日前からTVでCMしていて、「観たいな。。。」と思っていたドラマ。 CMからして「きっといいドラマなんだろうな、泣くだろうな」と思っていたドラマ。 「家族愛」をテーマにした戦争ドラマ。
案の定、ドラマを観て泣きました。 切なすぎた。。。戦争なんて絶対してはいけないと思いました。 このドラマを観て「武力行使賛成!」と言える人なんているのでしょうか。 本当の戦争はこのドラマの何倍、何十倍、何千倍のドラマがあったはずです。 主人公のお父さんが最後に語った「私はこんなことをする為に生まれてきたわけじゃないんです。」 という言葉がとても印象的でした。人を殺める為に生まれてきた人なんていませんね。
ドラマが終わった後、よりこさんとメッセで話しました。 私が「観るんだー」と騒いでいたものだから、よりこさんも「観たよー」と声をかけてくれました。 二人が共通に感じたことは「戦争の怖さ」と「せつなさ」でした。 第二次世界大戦のドラマを観ていていつも思うのが「アメリカに本当に勝てると思っていたのか」 ということです。竹槍で本当に飛行機を落とせると信じていたのかということ。 彼らが真面目にやっている様に滑稽ささえ覚えるその風景が現実であったのだから、 そう思い込むこと、そういう教育がいかに恐ろしいかを考えます。 「お国の為に死にたい」と臆面もなく胸を張って言う子供達を生んだことは狂気であるとも思います。 そんな時代を生き抜いてきて、今の時代にある人たちにはこの世界はどう映っているのかな。 「戦争」が生むのはたくさんの悲しさと多くの傷だと思います。 イラクでだって、アメリカでだってたくさんの悲しさが今もなお、あるはずです。
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