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2007年02月12日(月)   約束。  

週末のアタシのダウンを目の当たりにしたゴリさん。
頑なに痛いとか辛いとか言わないアタシ。
言わないというか言えないのだけれど。



薬が切れてくると、
さすがに痛みが戻ってくるので。
コソコソと薬を飲み。



しかーし。ワンルームのゴリ邸では。
コソコソしようにも。
トイレくらいしかなく。
プチプチと薬を抜く音は、嫌でも響いてしまう。




大丈夫かと声をかけてくれればくれるほど。
自分で何とかすると言い張るアタシ。
可愛くないのは解っているし、
何故素直になれないかと言われなくても自分で問うてる。


何故素直に痛いと言えない?



実際、1人で何とかする事に慣れてしまっている所為かもしれない。
痛い痛いと、同情を買っているようにしか見えない醜態を
このアタシがしたくないのかもしれない。
いやマテ、ワタシがそう言う風にしか取れないんじゃないの?


ぐるぐるといろんなことを考える。



もっと甘えていいんだよとか
真剣に彼女の事を考えるのは初めてなんだとか、
好きなんだとか、
ゴリさんの口から色々な言葉が漏れてくる。


頭に浮かぶのは、全く同じ台詞を吐いていた
元彼や旦那の姿で。



よりいっそう、頑なになっていく、アタシ。







何度目かの口論の末、ふいにゴリさんに抱きしめられた。





とたんに、涙が出てきて。
ああ、近頃涙もろくなったなと、
泣いてる自分を素直に受け止められなくて
アタシはやっぱり自分を茶化すほうへしかもっていけない。





それでも、解った事がある。





ゴリさんは、ワタシと付き合い始めの頃、
ワタシが今までの彼女と同じように、
直ぐに離れていってしまうのではないかと
不安だったと言った事があって。



ワタシと付き合う事で、
信じられるようになったと、
最近になってポツリと云った。







抱きしめられて、解った事、・・は。






ゴリさんよりも誰よりもまずワタシが、
人を信じることが出来ないんだと。





形の無いものを信じる、ことが、
ワタシには欠落している事、




今はそう言う風に、やさしく笑っている顔も、
抱きしめてくれている手も、体も、
いつしか離れていってしまうと、当たり前のように思っていた。
だから、気を許したり。甘えたり。とか
自分ではしているつもりでも。
余裕があるときに甘えていたのであって。
自分に余裕が無いときは、完全に断ち切ろうとしてしまって。




ただじっと抱きしめられているだけなのに、
ワタシはなんだかとても、多くのことを感じた。





確かに、俺の体や無いから、シイナがなんとかするしかないのは解る。



いや、自分で自分の面倒を見るのは当たり前のことや。



でもな、俺にも少しは話してや?



俺にも少しは甘えてや?











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そう、その一言が無かったら、
アタシは君にプロポーズしてたな(笑








少しずつでもいいから、俺の事信じてや?









そして約束させられた。
「甘える」と言うことと。「頼る」と言うこと。







それが一番難しくて。





でも頑張ってみようと、思うんだ。

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