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2006年12月02日(土)   ふとした瞬間で満足できる。  

昨日から大阪に帰っているゴリさん。
飛行機に乗るまで、大阪に着いた後、
そしてこれから大阪の同僚と呑み、まで。
大変こまめにメールを入れてくださいました。



有難う御座います。



そして、呑み会が始まったであろうと予測される19時から。
今現在まで。ええ。今この瞬間まで。



ぷっつりと連絡が途絶えています。



ええと。まぁ楽しんでいるんだろうという事で良しとしよう。
ヨシトシヨウ。ヨシトスルカ?



今更ながら、ゴリは関西弁を話す関東の住人ではなく。
関西弁を話す関西の人であると思う瞬間。
思いっきり羽のばしてるんだろーなぁ。


そりゃぁさ。


何処に行けば何があるって解るホームタウン。
首都高速が段々解ってきたって喜んではいたけれど。
それはゴリが関西の人だから喜ぶのであって。
取り敢えず車を走らせたら梅田に行けるような気楽さは
やっぱり地元だからの安心感。


いつか帰るんだと事あるごとに言うゴリ。
こっちでの激務に、だんだん限界に近づいて。
帰りたいと呟くようになっているゴリ。



大阪に帰るたびに、馴染みの床屋に行って散髪。



東京で暮らすゴリの家の近辺だって、
デパートが何件も林立し、床屋だって、服屋だって、
アタシが住む地域よりもはるかに充実しているのに、
特に、彼は知ろうとしない。
知る必要が無いのだ。


だって、帰るから



そんなゴリが段々変化してきたのは、
ワタシという存在が出来たからか。
大阪に帰れる見込みが薄くなってきたからか(仕事の関係上
今住んでいる狭いアパートから引越したいと言う様になったところ。



何時帰ることになるか解らないから、
多少不便でも我慢できると言っていたのは付き合う前。



ちょっとだけ嬉しいという気持ちが湧いたのは否定できない。
でも其れも直ぐに、「帰りたい」のヒトコトで打ち消される。



いっそ早いとこ帰っちまえと思う。







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冷静にゴリが大阪に帰ったときの状況を想像してみる。
週末にしか会えない今と然程変わりは無い。
おそらく交通費の関係上、2週間とか、
3週間に1度ペースになるのだろうけれど。


そう自分に言い聞かせる訓練をしている。


いざというとき、凹みすぎずに済む様に。



だからさ、お願い。



ほんの一瞬でもいいんだ。
慣れた場所で羽根を伸ばしているときの、ほんの一瞬でいいんだ。
ヒトコトでいいから、連絡頂戴。


笑っちゃうほど、弱くなってるの。





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