2003年03月30日(日) |
「おにぎり」と「おむすび」の違い |
についてちょっと調べてみた(^^ゞ
調べてみるとかなり奥が深い・・・
「決定的な違い」には、たどり着かないようだ。
よって、調べたものを抜粋して列挙してみた。
以下参照するもしないもあなた次第です・・・(^^ゞ
**********************************
「おにぎり」とは・・・
おもに関東地方で呼ばれている、炊き立てご飯に梅干を具材に使い三角形に握った物です・・・・・
コンビにでは三角のおにぎりがポピュラーになっていて、
「おむすび」の存在が薄くなっているようですが、
一昔前までは関西地方では「おにぎり」より「おむすび」の方が主流に成っていました。
ここで「おむすび」がどのような物かと言いますと、
三角形に握るおにぎりに対して「おむすび」は、
俵型に円柱状に握るのを「おむすび」といいます。
具材を中に入れず、見えている表面だけに軽く白ゴマか黒ゴマを振り掛けるだけのごくシンプルな物です。
これらの違いは、関西の食文化に影響されていて、
「おにぎり」は次第に中の具材が豊富になり、
梅干以外にも鮭や越前煮等の食材が多く使われだし
同じ様な「おにぎり」でも、食べれば様々な味が楽しめるのである・・・
逆に「おむすび」とは、おにぎりの逆であり、中に食材を入れると言うことは無い。
関西が関東より上品だとは言わないが、
食事の時は食材を一緒くたにまとめる事はしないで、
ご飯とおかずは分けてお箸で食べる習慣が根強かったようだ。
**********************************
おにぎりとおむすび、現在ではどちらもまったく同じ意味で使われ、
目に見える違いはありません。
単に呼び名の違いですが、おにぎりは関西、おむすびは関東で多く使われているようです。
そもそも、古代日本で天地万物を産みなす霊妙なる神霊「産霊の神」(むすびのかみ)を信仰し、崇めた事に関係があります。
お米は貴く、気高いものであったことから、
日本人は神様への御供物としてご飯を握り捧げていたといわれます。
古式のおむすびの形は、今のおはぎのような丸い球のような形であったそうです。
時代が下って室町時代に入ると「むすび」は宮中の女官たちが使う女房ことばとなり、
一般に「おむすび」として定着していきます。
一方で本来は武士の携帯食として発達した握り飯が、
やはり「お」が付く婦人語に変化し定着したものが「おにぎり」になったそうです。
関東では、丸や三角の形が多く、江戸時代では黒ごまはまぶさないおにぎりが主流で、
関西では、俵形に作って、黒ごまをまぶしたものが多いようです。
実は中身・形とも同じで、呼び方が違うだけなのです。
どうやら、歴史が古いのはおにぎりの方です。
おにぎりという言葉はもち米をむした強飯(こわいい)をにぎった“にぎりめし”が原型です。
これがいつの間にか、おにぎりと言い換えられ、
もち米からうるち米でつくられるようになったのです。
おむすびは江戸時代に身分の高い女性や大奥などで、
女性のていねいでやさしい言葉、
女房言葉としておにぎりを言い換えたのが始まりとされています。
「天むす」ってあるけど、「天にぎ」ってありませんよね。
あれはきっと、天ぷらをご飯といっしょに「結んで」あるからに違いない、と思うのですが、どうでしょ。
**********************************
現代、おにぎりとおむすびは全く区別なく同じように使われ、
コンビニでおにぎりを買うと
メーカーによっておにぎりを使っていたりお結びを使っていたりと様々です。
ではおにぎりとおむすびはどう違うのか、
おにぎりとおむすびは共に握り飯のことを指します。その違いは、
おにぎり・・・握り飯の丁寧語。しかし、昔は女性語として使われていました。
おむすび・・・握り飯の丁寧語。
ついでに・・・
女性語とは・・・女性特有の言葉、もしくは表現。婦人語とも言う。
**********************************
農林水産省「消費者の部屋」の「消費者相談Q&A」 で次のように回答してます。
地域的な違いではなく、おにぎりはにぎり飯を丁寧にした言葉。
古くは屯食(とんじき)と呼ばれ、
平安時代に旅行中の食事等に用いられていたものが、
今日のおにぎりとなったといわれています。
おむすびは女房言葉です。
むすびかためることからこの言葉が生まれたといわれていますが、
水をすくう手のひらの形を「むすぶ」といわれることから生まれたという説もあるようです。
**********************************
中身は一緒で呼び方が違うだけですが、歴史が古いのはおにぎりのほうです。
おにぎりという言葉はもち米をむした強飯(こわいい)をにぎった“にぎりめし”が原型です。
これがいつのまにかおにぎりと言い換えられ、
もち米からうるち米でつくられるようになったもの。
おむすびは江戸時代に身分の高い女性や大奥などで、
女性のていねいでやさしい言葉、
女房言葉としておにぎりを言い換えたのが始まりとされています。 ↑ おにぎり・おむすび
**********************************
「おむすび」って言う方が、なんとなく優しい感じがしますね♪
|