今日、風呂に入る前に体重計に乗せてみると・・・38.5k・・・
もちろん婆さんには見せられない。
(視力の良い婆さんには、ワイの頭で目盛りを見せないようにしている)
と言うのも、
やせる=癌
と思っているからだ。
計るたび(およそ10日に1回)に体重は下降線をたどっている。
ワイもそうあって欲しいものだが・・・(笑)
元気だった頃の体重は、47〜48kだった。
病気になって、投薬の影響で一時は57kくらいあったんだけど
もうその面影は無い。
着る服のサイズも大きく変わった。
婦人のLLもしくはLサイズだったのが今ではMでも大きいくらいだ。
もともと背丈は低いのに、腹が出っ張っている為に大きいサイズだったのだが、
腕も、足も頬もやせ細ってダブついた皮だけが残り、
もうシワシワである。
風呂に先に入って待つありゅ。
準備万端の声が掛かってからワイが婆さんを脱がせて風呂へ連れて行く。
風呂から上がると、髪の毛を乾かし、オムツやパジャマを着せるワイ。
この連係プレイなくして、婆さんの入浴は成り立たない。
以前までは婆さんも年老いたとはいえ、女であるから絹江が世話をしていたのだが、
受験前と言う事もあり、かんしゃくを起こしたりでひと悶着があったので
ワイが世話をする事になった。
婆さんにとってはワイがやるのと絹江がやるのでは随分と違うようだ。
絹江だと、孫と言う事もあって ←何故かそういう事は忘れない
多少のわがままを言ったりするのだが、
ワイだと娘の旦那と言う事もあって、素直にいう事を聞いてくれる。
「すまないね〜、男の人にこんな事までさせて・・・」
「レフティーさんありがとう・・・ありがとう・・・ありがとう」←しつこいくらいに何度も言う。
「レフティーさんは優しいね〜」
「歳をとると情けないね〜」
等と言う。
婆さんについて詳しく知りたい方は→Mother(介護日記)を参照してください。
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