2003年02月24日(月) |
怖いもの知らず・・・ |
社会人にとって・・・いや、サラリーマンにとってやってはいけない事の話。
大雑把に言うと
敵は出来る限り作らない
「猫かぶってゴマすって相槌打って取り繕って虚飾する」なんて事をやれってか?
これがサラリーマンとして生き残る最良の手段ではないだろうか・・・
当社には掟破りの怖いもの知らずがいるw( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
昨日、奴はバイヤーに一枚のFAXを流した。
内容は、バイヤーの指示による割り振り(問答無用の送り込み)の仕入れに関しての事だった。
この割り振りによって、我々の業績評価は多大な影響を受けるから深刻だ・・・
誰もが怯え、泣きを見ても黙っているのが現状だ・・・がるるるる・・・
鮮魚に関する割り振りは、まず魚市場で仕入れた魚の割り振り
仕入れ量、程度(鮮度)、値段、天候などで捌ける量をある程度予測できるのが担当者。
その担当者が「根を上げる」量や、値段(高値)で買って送り込んで来る(割り振る)から大変だ!
但しこういう事(物)ばかりでなく、 逆に美味しい事(安値でたくさん買って高利益を生む)も有るから悪い事ばかりでもない。
また「地物」と言う事で、「安く」「新鮮」であるから他の産地の物よりもたくさん売れる。
問題なのは、特売商品、月間お買い得商品の割り振りである。
特売商品に関しては、納品予定日、数量が記された連絡メモが届くので、
前もって変更が可能だから良いのだが・・・(変更不可も若干有り)
月間お買い得商品は、割り振りの予定日は記されていても、数量が記されていない!
この為、納品されて初めて判る無理な数量・・・
当然、売り切る事は難しく、生の商品だとほとんどが廃棄となる。
毎日地道に積み重ねた利益(業績)が、一瞬のうちに灰となる・・・
呆然とする瞬間は突然やって来るのである・・・
当社では、毎月の給与は基本給(年齢給と職能給の合計)+諸手当などである。 (年齢給は毎年上がり、職能給は査定によって上がる)
賞与は、昨年より業績配分(会社の指定する粗利額を半年毎に達成or未達成により配分される)となったのだが、
予算(指定目標)を達成すれば賞与1.2倍、未達成ならば0.8倍・・・
この差はデカイ!
だからこそ、各人が必死にサービス残業までして100%の達成を目指しているのに、
くだらない企画(お買い得商品)のせいで(粗利を)稼いでも稼いでも、どぶに捨てているのはやるせない・・・
これでは到底予算(指定目標)を達成する事は出来ない・・・
だから、奴はタブーにメスを入れたのである!
奴が流したFAXの内容は、
*月間お買い得品の仕入れに関して
現在、割り振りについて納品予定数量が毎月記されておりません。 この為、商品によっては大量なローズ(廃棄)が発生します。 つきましては、特売商品の割り振り同様に、納品数量を記していただけないものでしょうか?
傍から見て、電話ならともかく、FAXは危険度大。 (どのお偉いさんが見てるか判ったものじゃない。以前にもFAXで、部長と揉めたし・・・)
また、無理難題を言っている訳ではないが、 こういう事に対して当社の判らんちんの上司は良く思わない。
追記
バイヤーから1時間後に電話連絡あり・・・
結論!
希望通り、割り振り数量を記した表をFAXするので、 参考(変更するなり何なり自由)にしてください。 との事でした。
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