がうの野球日記

2006年05月26日(金) 仙台遠征

今年初めての仙台遠征。去年は土日にマリーンズ戦が結構あったので3回ぐらい遠征したかしらん。
今年のお目当ては、イーグルスのスーパールーキー河田&草野ですよ。ふふっ。が、残念なことにこの2人揃ってファーム(涙)。ほんとはフルスタで2人の勇姿が見たかったのにさ…。

まずは出張疲れもなんのその、ありえないほど元気に早起きして10:30には仙台着。タクシーに飛び乗って「東仙台球場」へ。都市対抗の宮城県予選「七十七銀行vsTFUクラブ」を観戦。スタンドには、スーツ姿の関係者とかご家族が来てるぐらい。あと、たぶん社会人も高校野球も欠かさず観戦してるような、野球好きおじいちゃんたちがサロンパスの匂いをプンプンさせながら、数名陣取ってました。
打つ音、投げる音、捕る音、走る音、野球の音がぜーんぶ聞こえるし、日差しはやさしく、風がふんわり芝生の匂いを運んできて、空には小鳥がピーチクパーチク、ああ平和な野球風景。ここんとこ忙しくて、ササクレ立ってた心に野球がじんわりとしみていくのを感じました。ふー癒される。

TFUは東北福祉大のOBが中心となったクラブチームなんですね。若干お腹のでかかったおじさまから若者まで、平均年齢いくつかわかんないけど、いろんなメンバーがいました。七十七銀行は都市対抗の常連な強豪チームなので、力の差は歴然なんだけど、めちゃくちゃな試合にならなかったのは、77が若干気を遣ったのか…。
バックに足ひっぱられまくりで1回を投げたTFUの先発ピッチャーがマウンド降りながら「もー限界!」とか言ってるし(笑)。でもファーストから「こんないいチームと試合すること滅多にないよ。楽しもう!」と声がかかると、またエンジンかかったらしく、6回を投げきりました〜。だんだん肩に油が回ってきたのか、いいボールがビシバシ決まるようになって…表情もかなりマジでした。野手の皆さんも同じで、やっぱり野球人としての本能が目覚めたって言うのかなぁ、一旦エンジンかかるといい加減には済ませられない、抑えてやるーちう意気込みが芽生えてきたような…そんな感じでした。
結局6回コールドで77が勝ったんだけど、スタンドのみんながTFUにヒットが出ると「おおーっ!」、エラーが出ると「あーっ!」とか言ってるし。最後までみんなで見守っちゃったちう感じでした。あー面白かった。

東仙台球場は、元JTが使っていた球場。企業の球場にしては大変立派なんだけど、風雨にさらされた客席はモロくなってたらしく、ファウルボールが当ったらがっしゃーんとクラッシュ!うしろのおじいちゃんが「もうどーせ壊すからいいんだー」と。今年限りで取り壊されるらしいんですね。ちとさびしい…。

夜は東仙台で合流した姐さんと、フルスタで広島戦。本人は山形で試合中なのに、この日のために作った河田ユニ着てみました。福浦くん以外のユニ作ったの初めてだわー。浮気だわ(笑)。きっとこの球場にKAWATA27なんて背中にはりつけてる人は皆無と思われる…ので、宣伝の意味も込めて着ましたよ、河田くん!(知らないって)
3塁側(フルスタではホーム側)に座るのは初めてだし、今年新しく出来たゾーンなので
「なんか美味しいものないかいな」と売店を徘徊していたら、ファウルボールが球場外に飛んできて、お店のライトをクラーッシュ!今日はクラッシュ場面に遭遇しやすい日だわ。電球が粉々に割れたので、近くに人がいたら危なかったなー。
試合は、前日ノーヒットノーランの屈辱を受けたイーグルスが、カープ黒田くんを滅多打ち。いやはや珍しいものを見せてもらいました。しかも私、イーグルスが勝ったの生で見たの初めてかも。

今年初めてのフルスタ。いろいろ新設されてたけど、球場全体の雰囲気が良い感じにこなれてきた気がしました。去年は球場そのものから、お客さんたちが着てるユニフォームまで「みんなおニュー!」ちうピカピカした感じが若干なくなってきたかな。いいですねー。ま、相変わらずメガホンはビシバシうるさいんですけど。皆さん楽しそうなのでしょがないかー。


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