2003年03月25日(火) |
初めてのセンバツ(スタンド編) |
「あ、春は甲子園のツタって緑じゃないんだ…」っていう基本的なところから(笑)始まって、本当に新鮮で驚きが沢山あった、初めてのセンバツ観戦でした。 朝、梅田から乗った阪神電車は、スポーツ新聞読んでる人が多い!確実に私がいつも乗ってる西武線よりは多かった。しかも1面はぜーんぶ阪神関連(笑)。それから、電車に乗って気づいたことがもう一つ。阪神沿線に限ったことかどうか分からないけど、電車から見える距離に野球のできるグラウンドが沢山あるってこと。懐かしい白っぽいグラウンドが(東京のグラウンドは黒い。関東ローム層ってやつですね。)そこここに見えて、嬉しくなりました。 甲子園の駅を降りたところから、ワクワク気分が最高潮。各校の応援団が球場の前で集合してる姿がむっちゃカラフル。皆、これから始まる試合への期待と興奮でテンション最高潮って感じでした。外野入り口へ回ってみると、そこはなぜかシン…としていて、空気もひんやりした感じ。中に入ってみると、きっと今日一日を甲子園ですごすであろうオジサンたちがポツポツと。その間を小学生が元気に走り回ってました。外野が無料っていうのはいいですよねー。私の周りにも「小学生の頃、毎日アンパン一つ持って甲子園に毎日通った」っていう思い出を持っている人が何人もいます。 内野の席は、いかにも野球部な丸坊主の団体さんが多くて、「このキャッチャー動き速いなぁ〜」とか、たぶん自分のポジションの選手を見て学んでる感じの人もいれば、裏のお店でお土産探しに一生懸命な人もいる。一番笑えたのは、私の後ろに座ったソフトボール部らしき女の子の集団。グラウンド整備のブラシがついた車を見て、「あれあったら便利だよねぇ〜」としみじみ言ってました。毎日整備が大変なんだね。言葉に実感がこもってたもの。
人でごったがえした甲子園の前に立つと、これは野球のお祭りなんだと実感。選手も客も、こんなにいろんな所から人が集まるスポーツの催しってないものね。選手にとって、選手の家族や友達や学校や地元の人々にとって、そして全ての野球を愛する人にとって、甲子園ってとっても幸せな空間だよなぁと思いました。 私もどっぷり、その幸せに浸ってきました。夏はもっと盛り上がるんだろうなぁ。どうしよう…。
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