ダメ日記 40s
四十にして惑う
                                           
2004年09月18日(土) 濡れ衣

昨日の梨の話で思い出したことがある。
おれは小学生時代、無気力な現在とは違いとても好奇心旺盛であった。
イタズラばかりして担任の先生に注意されることも多かった。

ある日、おれは先生に呼び出された。詳細は忘れたが、
教室内の何かが壊れてしまいいつも教室内ではしゃいでいた
おれが疑われたのである。おれは全く身に覚えが無く濡れ衣であった。

その後、おれではない別のクラスメイトが誤って壊してしまっていた
ことが判明した。おれの疑いは晴れたわけである。

「冤罪だ!不当に拘束された!」

と、おれはゴネてみせた。


しかし、そんなおれをたしなめるように先生はこうおっしゃった。

「もり君、『梨下に冠を正さず』という言葉の意味分かる?」

その後、おれは辞書を引いてその言葉の意味を調べた。
梨の木の下で冠を外すようなことをすれば、梨泥棒と間違われてしまう。
つまり、疑われるような行動はするなということである。
常日頃の軽率な行動を改めなさい、というメッセージだったのである。

先生からのありがたいメッセージの真意を知りおれは思ったのである。

「濡れ衣着せられた上に、なぜか諭されてるよ!
 冤罪だ!謝罪だ!誠意見せろー!」


…そしてその少年はその後もいらんことばかりしていたそうな。



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