上司に頼まれ、地区の盆踊りに出場。(ここらの職場で一団体として) 上司からの頼みは断れない、なぜならそれは新入社員だから。 年功序列だから。魚雷だから。 実は先日一度練習があっていて、それにも参加している。 踊りは完全な盆踊りではなくて、微妙に今風。それが完全に逆効果 余計に恥ずかしくなってしまう。
水と油。おれと盆踊り。 もっともかけ離れた存在、それがおれにとっての盆踊りだ。
時間になったので、会場に向かう。 この辺の商店街一帯が祭りの会場である。 祭りなのでにぎやかな雰囲気、やはりどうもなじめない。 店と店の間の暗がりで、煙草を吸う。 飛んで火にいる夏の虫。虫は明るい電灯にひかれ、逆に おれは暗いところを好む習性がある。
みんなが集まっている所に到着。バッグからハッピを取り出す。 さすがにそれを着て来ることはできなかった。 ハッピを着てみて思う。自分は多分ハッピが かなり似合わない部類の人間だ。自らの姿を見ずともわかる。
ハッピなのにアンハッピー、ハッピなのにアンハッピー。 ますます下がっていくテンション
なーつのおーわーりー
なーつのおーわーりーには
ただあなたに会いたくなーるのー
ドンちゃんに会いたい。もういい、あの黒いアンチクショウは・・・
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