ダメ日記 40s
四十にして惑う
                                           
2002年08月27日(火) ナツヤスミ

もうすぐ夏も終わる。
小学生の夏休みもそろそろ終わりだ。

この時期宿題に追われるちびっこ諸君も多いのではないか。
おれの場合、小学生の時はちゃんとしてたので宿題なんかは
さっさと終わらせてました。

ただ、いつも最後まで残してたのが「読書感想文」。
あれ書くの苦手だったんだよね。
大体おれの場合、本を読んでも別に感想なんかない。

「ああ、こういう話だったんだ。」

ただそれだけ。
原稿用紙4枚ものスペースにいったい何を書けと?

しょうがないので、だらだらとストーリーの説明をしながら
「僕はそのとき、〜〜と思いました。」などとありがちなショボい
感想文を書いていました。自分でもショボいのはよく分かっていたので、
できあがった後に、読み返して訂正なんかしない。
もうあんなの見たくない、ただ提出しとけばそれでいい、そう思っていた。


まあでも、おれなんかまだ良い方で、友達は6年間ずっと、
読書感想文の対象となる本が「15少年漂流記」だったりした。
いつまで漂流しとんねん!みたいな。

あと、夏休み毎日1ページ、漢字を漢字帳に書くという宿題もあった。
あれもまた面倒なんだよね。

さらに休み前の一学期の間に、忘れ物をしたら漢字を1ページ書かないと
いけない罰があった。友達の石田というやつがダラしないやつで、一日に
6個とか7個とか忘れ物をするようなやつだった。

本当は、忘れ物をしたその日に漢字を書かないといけないのに、
石田はぜんぜんやってなかった。それは先生のノートにチェックされており、
結局夏休みの宿題として、上乗せされることになった。
ペナルティの分だけで、漢字70ページぐらいあった。そんなん無理でしょ。

夏休み明けに、「宿題できたー?」とか石田に聞いてみると
彼は「やったよ。」と言う。

見せてもらった。すごかった。
普通、漢字の書き取りというのは

交通交通交通交通交通交通
辞書辞書辞書辞書辞書辞書
勝負勝負勝負勝負勝負勝負

こんな感じで、二文字か三文字の熟語を書き並べるものと思っていたが、
石田の漢字帳には、

朝、おはようと言いました 朝、おはようと言いました
朝、おはようと言いました 朝、おはようと言いました
朝、おはようと言いました 朝、おはようと言いました


こんな感じで、文章が書かれていた。
「朝」と言う漢字が練習する漢字だったらしい。


石田ー!元気かーー!?



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