正月に2種類のおみくじをひいた。 A(ふつうのやつ)とB(恋みくじ)。 それらに対する考察。
前にも同じようなことを書いたかもしれないが、 こういうものは、だいたい万人にあてはまるような ことが書いてあるのだ。それはおれもよく分かっている。
・学業 A 雑念が多すぎる。 B 甘えがつよい、目標に立ち向かう勇気を持て。
なんでおれのこと知ってるんですか。
・恋愛、結婚 A 相手を見極めよ。 B まだ早い、最低3年は待て。
まだ待てというのか。
おみくじには、だいたい短歌みたいなのが 書いてある。今回のはこうだった。
A 春くれば ふりつむ雪もとけぬべし しばし時まて山のうぐいす
B 雪の降る 一人の夜はつらくても 熱い二人の愛があります
結局二つとも似たようなことを言っている。 つまり、今は寒い冬の時期ということ。我慢しろということ。
Bの方の歌はおれは一人だが、どこかには熱く過ごしている 二人もいるんですよ と、つい卑屈に受けとめてしまう。 Aの方の最後の「山のうぐいす」というのは、字数合わせのために とってつけた字であるような気がする。
全般にわたって二つとも似たようなことが書いてあって、 しかもなかなか当たってるような気がする。
しかしよく考えてみると、おみくじというのは今後の指針を 示すものであり、占いとかと違うので 「うわー、当たってるよ!」とかいってはしゃぐのも 何かおかしいと思う。
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