ダメ日記 40s
四十にして惑う
                                           
2001年09月29日(土) シツゲン

個人的には結構好きだったのだが、森元総理は失言が多かった。
しかし、誰でもつい失言してしまうことはある。

今回はその最たる例を一つ挙げる。

バイト先に二つ下の後輩「Uくん(Ukeちゃん)」がいる。

彼はこう言った。

Uくん「いつもダメ日記見てますよー。」
Uくん「Kさんみたいにおれも日記に登場させてくださいよー。」

おれ「いいよいいよ、なんかやらかしたら書いちゃるよー。」

と返答したが、実は彼はもうすでにやらかしているのだ。

こんなダメなおれの日記をいつも見てくれている、かわいい後輩の
Ukeちゃんの過去の過ちを暴露していいものか、とおれの中で葛藤が
あったが、まあいいかという結論に落ち着いた。



あれはバイト仲間で飲みに行った後のことだった。
メンバーは、バイト先の先輩達、おれ、Kくん(おれと同じ年)、
Ukeちゃん(最年少)、だった。

おれらは、コンビニで酒やつまみを買ってきて県内某所でまた
飲みながらだべっていた。

しばらくして酒が無くなった。
我らが宴会部長Kくんが

「おれ、なんか酒買ってきます。」

と言ってコンビニに酒を買いに行った。しばらくしてKくんは戻ってきた。
コンビニのワインとはいえ、さすが酒好きのKくん、結構値段の高いやつを
買ってきたのだった。とりあえずみんなで代金を割って、Kくんに金を払おうと
したとき、Kくんはこういった。

Kくん  「いや金はいいですよ。おれはみんなが楽しんでくれたら
      それでいいんですよ。」

バイト先の先輩達
     「いやいいよ、結構高かったやろ。みんなで割ろうよ。」

Kくん「いや、おれに恥をかかせんでくださいよ!」


ちょっと意味わからんが、さすがKくんらしい男気あふれるセリフである。
みんなちょっと感動していた。

しかし!

そのすぐ後!

まだKくんも飲んでないのに最初にそのワインを飲んだ
最年少の荒くれ者Ukeちゃんが失言してしまった。










Ukeちゃん「・・・・・これ、まずい!」





えっ!?それはいかんやろと思ったが、その場は流れていった。

が、Ukeちゃんが帰った後

*「あれは失言やったと思うよ。」
*「おれも思った。」
*「おれも。」

と話題沸騰であった。
まあもちろん当のKくんはそんなこと気全然にしてなかったんだけど。


いやー、人の失言ておもしろいなー、という話。


ちなみにUkeちゃんは、普段決して先輩に無礼を
はたらくようなやつではないのです。


・・・とフォローしておく。



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