個人的には結構好きだったのだが、森元総理は失言が多かった。 しかし、誰でもつい失言してしまうことはある。
今回はその最たる例を一つ挙げる。
バイト先に二つ下の後輩「Uくん(Ukeちゃん)」がいる。
彼はこう言った。
Uくん「いつもダメ日記見てますよー。」 Uくん「Kさんみたいにおれも日記に登場させてくださいよー。」
おれ「いいよいいよ、なんかやらかしたら書いちゃるよー。」
と返答したが、実は彼はもうすでにやらかしているのだ。
こんなダメなおれの日記をいつも見てくれている、かわいい後輩の Ukeちゃんの過去の過ちを暴露していいものか、とおれの中で葛藤が あったが、まあいいかという結論に落ち着いた。
あれはバイト仲間で飲みに行った後のことだった。 メンバーは、バイト先の先輩達、おれ、Kくん(おれと同じ年)、 Ukeちゃん(最年少)、だった。
おれらは、コンビニで酒やつまみを買ってきて県内某所でまた 飲みながらだべっていた。
しばらくして酒が無くなった。 我らが宴会部長Kくんが
「おれ、なんか酒買ってきます。」
と言ってコンビニに酒を買いに行った。しばらくしてKくんは戻ってきた。 コンビニのワインとはいえ、さすが酒好きのKくん、結構値段の高いやつを 買ってきたのだった。とりあえずみんなで代金を割って、Kくんに金を払おうと したとき、Kくんはこういった。
Kくん 「いや金はいいですよ。おれはみんなが楽しんでくれたら それでいいんですよ。」
バイト先の先輩達 「いやいいよ、結構高かったやろ。みんなで割ろうよ。」
Kくん「いや、おれに恥をかかせんでくださいよ!」
ちょっと意味わからんが、さすがKくんらしい男気あふれるセリフである。 みんなちょっと感動していた。
しかし!
そのすぐ後!
まだKくんも飲んでないのに最初にそのワインを飲んだ 最年少の荒くれ者Ukeちゃんが失言してしまった。
Ukeちゃん「・・・・・これ、まずい!」
えっ!?それはいかんやろと思ったが、その場は流れていった。
が、Ukeちゃんが帰った後
*「あれは失言やったと思うよ。」 *「おれも思った。」 *「おれも。」
と話題沸騰であった。 まあもちろん当のKくんはそんなこと気全然にしてなかったんだけど。
いやー、人の失言ておもしろいなー、という話。
ちなみにUkeちゃんは、普段決して先輩に無礼を はたらくようなやつではないのです。
・・・とフォローしておく。
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