もうすぐ研究室対抗のソフト大会があるのだが、 多分我が講座は優勝するだろう。意気込みがちがう。 四月から練習してるし。
研究室の人たちはみんなソフトボールがかなり上手い。 おれは下手である。そしてよくおこられる。
「ボールをとる時は手だけでとらずに、体でとるように。」
といわれるが、なるほどと思う。 たしかに手だけで捕ろうとしている。体は逃げ腰。
これは楽器を吹くときに受ける注意と、ちょっと似ていると思う。
「口先だけで吹かない、体全体を響かせるように。」
たしかにおれは口先だけで吹いている気がする。 するとパワーとスタミナに欠ける。 中学時代ぐらいからずっと進歩がないかもしれない。
おれの場合何かものを考えるときも同じである。 脳全体で考えずに、脳の表面だけで考えているような気がする。
深く考えずに脳の表面だけでものごと考えると後先のことを考えずに 今さえよければ・・・という判断を下すことが多い。 そしてあとでキツい思いをする。
でもそれでいいと思う。
脳全体で考えればダメという判断を下すと思う。
|