先日飲みすぎてぶっ倒れてしまい、朝起きたら病院のベッドの上だった。 飲み屋での記憶も全く無いし、本当に危なかった。
一緒に飲んでた人達に聞いた話では、酔っ払ってるくせに原付で 帰ろうとしたため、止められて自転車を借りたらしい。そして三次会に 行く途中に行方不明になったようだ。全然覚えてないんですけど。
病院で起きたときはもう全然気分もよくなっていた。生まれて初めて点滴を うった。あれっていいよねー、知らんけど。
「気がついたらナースコールをならしてください。」と枕元にかいてあった ので鳴らしてみたが、だれも来ない。仕方ないので点滴を引きずりながら うろうろしていると、おれのカルテ発見!
「路上に泥酔して倒れているところを通行人によって発見、通報。」
とかいてあった。だめじゃん、おれ! 誰か知らんが、通行人にかなり感謝。暴れたりして 迷惑かけてたらスンマセン。
ポケットに財布も携帯も無く、あんな盛り場で倒れていたし、まあそれはしょうがないかと諦めていたが、下の袋の中に全部入っていた、おおラッキー。
しばらくして、看護婦さんが来てこういった。
「なんでナースコール押したんですか!」
・・・そう書いてあるんですけど。
一度家に帰り、カルテに書いてあったおれの倒れていたという 現場に向かう。犯人は現場にもどるというが、それはともかくとして、 人に借りた自転車を探して返さないといけない。 しばらく探してたら見つかった。道のわきにとめてあった。 通報してくれた人か救急隊の人がやっといてくれたんかな。 わざわざ鍵をかけておれのポケットにいれてくれたようだ。
迷惑かけてスンマセン、と心からいいたい。
今回なんとか死なずにすんだが、運が悪ければ死んでたかもしれない。 生きててよかったねー、とお医者さんにも言われたし。さすがに反省して こう思った。
「酒を飲んでも飲まんでも、死ぬ人は死ぬし、生きる人は生きる。 おれは生き残った。天が、運命がおれに生きろといっているよう。」
反省の色なし。これがおれの死生観。
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