ダメ日記 40s
四十にして惑う
                                           
2001年06月05日(火) シセイカン

先日飲みすぎてぶっ倒れてしまい、朝起きたら病院のベッドの上だった。
飲み屋での記憶も全く無いし、本当に危なかった。

一緒に飲んでた人達に聞いた話では、酔っ払ってるくせに原付で
帰ろうとしたため、止められて自転車を借りたらしい。そして三次会に
行く途中に行方不明になったようだ。全然覚えてないんですけど。

病院で起きたときはもう全然気分もよくなっていた。生まれて初めて点滴を
うった。あれっていいよねー、知らんけど。

「気がついたらナースコールをならしてください。」と枕元にかいてあった
ので鳴らしてみたが、だれも来ない。仕方ないので点滴を引きずりながら
うろうろしていると、おれのカルテ発見!

「路上に泥酔して倒れているところを通行人によって発見、通報。」

とかいてあった。だめじゃん、おれ!
誰か知らんが、通行人にかなり感謝。暴れたりして
迷惑かけてたらスンマセン。

ポケットに財布も携帯も無く、あんな盛り場で倒れていたし、まあそれはしょうがないかと諦めていたが、下の袋の中に全部入っていた、おおラッキー。

しばらくして、看護婦さんが来てこういった。

「なんでナースコール押したんですか!」

・・・そう書いてあるんですけど。

一度家に帰り、カルテに書いてあったおれの倒れていたという
現場に向かう。犯人は現場にもどるというが、それはともかくとして、
人に借りた自転車を探して返さないといけない。
しばらく探してたら見つかった。道のわきにとめてあった。
通報してくれた人か救急隊の人がやっといてくれたんかな。
わざわざ鍵をかけておれのポケットにいれてくれたようだ。

迷惑かけてスンマセン、と心からいいたい。


今回なんとか死なずにすんだが、運が悪ければ死んでたかもしれない。
生きててよかったねー、とお医者さんにも言われたし。さすがに反省して
こう思った。

「酒を飲んでも飲まんでも、死ぬ人は死ぬし、生きる人は生きる。
おれは生き残った。天が、運命がおれに生きろといっているよう。」

反省の色なし。これがおれの死生観。







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