高速増殖炉もんじゅで、ナトリウム注入が開始されたそうです。 もんじゅってわかりますか? 通常の原子力発電でウラン99%以上は燃料になってないそうですが その燃料にならない部分を プルトニウムにして使ってしまう実験施設といったところでしょうか?
夢の施設なんて言葉もでましたが 加熱した炉を冷やすためにつかわれたナトリウムが漏れて 11年前に大事故を起こしてしまいました。 ナトリウムは空気に触れるだけで発火するような 非常に危険な物質。 取り扱いには注意していた、はずなのですが 事故は起こりました。
現在ウラン燃料は、原油高にひっぱられる形で値上がりしています。 そこでウランをより効率よく使える技術というのは貴重といえるでしょう。 ゆえに高速増殖炉の実験再開は必然性もあります。 しかし、多額の税金をつかって成果が上がっていないのは問題です。 でも動き出してしまった。 何のためにやっているのか、動かしてどういう成果をあげるのか 先の展望は?
お偉いさんは考えることが多くて大変ですな。
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