マスカな話

2006年12月03日(日) 弐千円

めずらしいものを見ました。
二千円札。
買い物のおつりとしてもらったモノです。
久しぶりの再会に感慨もひとしお(?)
他のお札と違い、人物が描かれている場所に守礼門が描かれている。
裏には源氏物語の一部と紫式部の肖像画。
ちょっと新鮮なデザインなので嫌いじゃないのですが
いかんせん出回ってないので、なんとも。
発行の課程からいって記念紙幣としての認識が強い二千円札。
はっきりいって存在を忘れ去られていますよね。
自動販売機でほとんど使えないので利用価値が低い。
使わない紙幣にどれだけ税金を使ったかと思うと複雑です。

無駄な税金利用はいっぱいあります。
これから私たちは監視していかねばなりません。
しかし、すでに設備などの形で使われてしまった税金は戻らないです。
泣き寝入りしかないのでしょうか?
いえ、価値を生み出すように努力するのです。

二千円札ですが、沖縄ではわりと頻繁に流通してます。
使える自動販売機もたくさん。
というのも、守礼門が描かれているので
沖縄をアピールする大事なものという認識があるようです。
だから積極的な利用をすすめています。

失敗した、うまくいかなかった。
これは生かすことができると思うのですよ。
本土では流通価値を持たない二千円も
沖縄の想いを表現する手段のひとつとして使われているように。


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