| シロクマ日和 |
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[ 海賊の娘再び ] 昨日の読売新聞の一番後ろの頁。コボ少年の下。 長靴下のピッピの作者が亡くなったそうです。 確か、多分、天寿だったと思います。 急に思い出したのは何かあるのかなあ。 (やっぱり私は中国三千年の) これを機に映画が放送されたりしたら是非。 観てみてください。子供の時の感想だから当てに ならないかもしれないですけど好きだったなあ。 アイスクリームを売ってるバスの存在を知ったり 海賊は肩にオウムか子サルを乗せるのだなとか ホットケーキを焼く時には高く高く投げてキャーッチとか。 夜中に窓から出かけるとかプロペラ自転車で空を飛ぶとか木の上の秘密基地とか川を樽に乗って流れたりとかわあ私覚え過ぎ。 宝箱とか夢がいっぱいです。良かったなー。 また見たいなー。 でもこの年で見るときっと色褪せて見えちゃったり つまらなく感じたりするんでしょうね。 だからビデオ見つからなくてよかったのかも。 見なくても結構覚えてるしなあ(笑) あと板チョコレートをみんなで分けて夜中に食べるっていうのもあった。悪い事がいっぱいです(笑) 隣の幽霊屋敷に人がいるらしいぞ、というのを普通の、隣の家の姉弟が見つけて、夜中にこっそり見に行くんです。そんな始まり。 ピッピは海賊の娘で、お母さんはいなくて、お父さんの帰りを待ってるんです確か。お父さんが海賊なのは誇りだし、寂しくなんてないのよ、という感じでさながらウソップ。 確か荒らしでどうのこうのだったのかな。 小さいサルと馬と暮らしてて。 2階で馬を飼ってるのが既に変だ。 それで嘘みたいな冒険の話とか聞くのさァ。 そしたら隣で親が探してる声がして、慌てて帰るのです。 「あの屋敷には2度と行くな」 お約束。 ピッピは赤毛で三つ編みがくいって上を向いてて、 長靴下で、そばかすで、ホコリだらけで。 というか家がホコリだらけで、それで、 「掃除したら?」 って言ったらピッピは宝箱からデッキブラシシューズを出して、音楽スタートして、小麦粉みたいな洗剤をぶわーーーーーっと部屋中に巻いてですね。 水もな。それで手にはデッキブラシ持って、スケートしたりアイスホッケーしたりしながら掃除掃除、音楽がまたノリノリなんだ、そしてダンスしてたら親がまた来て、 「なんなの!?」みたいなね。 「うちの子と2度と会わないで」みたいなね。 それでウワサも広まって、変な子、問題のある子ってみんな大人は避けたり批判したりするんだけど(ここでえーって顔をして話を聞いて欲しい気分)でもピッピは全然平気なんですよ。 海賊の娘だしね。 それで色々楽しいことを姉弟が教わったりして遊びまくって、最終的には火事の時にピッピが子供を助けたんです、多分。一番ピッピのこと批判してた、ヒステリックなおばさんの子供。まあそこはお約束。 そして一気に英雄に! 結末は忘れたけれど、確か、お父さんが迎えに来て行っちゃったような違ったような・・・ とにかく特大のハッピーでした。 覚えてる限り言ってしまったけれど著作権ごめんなさい。 全然話わかんないですか。 私に子供がいたら、これと不思議のアリスとトトロは絶対話します。寝なくてもたまにはいいよちょっと夜更かししようぜって時に。途中でなんて寝せないよ(笑) あと何でしたっけ、ハリスと飛べるアヒルの話。 あれも好きだったなあ。 でも飛んでるシーンしか覚えてないです(笑) 私が親に感謝していることのひとつに、絵本というか物語りをいっっぱい読んでくれたことがあって。グリム童話とかが300ぐらいつまってる分厚い本とかで、まあグリム童話だけに青ひげとか怖いのばっかりなんですけど(笑) あと「おかあさん、おはなし読んで」って本。 これまた分厚い。こっちはいい話系でした。 アメニモマケズとか載ってた。 それから幼稚園で注文できる、絵本のやつもとってくれて。毎月絵本が、児童文学と、理科っぽい絵本と、シートン動物記の小さい絵本が3冊くるんですよ。 ああ、殆どとってあります(笑) 毎回片付けの度に厳選するんですけど、捨てられないやつの方が多いなあ。 化学のは舌の話とか、「カラスが街にやってきた」とかアジだかシャケだかの話とか、シャボン玉の色々な作り方の本とか。ああ今でもちゃんと映像で覚えてるなあ。 それからかぐや姫とか小公子とかの、町の本屋さんのレジの前でよくぐるぐるとこに置いてあるような昔話シリーズとか。結構集めてくれたような気がするな。 あと民話集とか落語小咄集とか。 その成果はどうだかって感じですけどね(笑) すっかり忘れてた。 ああー。 子供欲しいなー。(大人になってから) 2002年01月29日(火) |
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