リュカの日記

2014年03月07日(金)

現在午前0時00分。
日が替わった。
親父の二七日が終わった。
今日は市役所に印鑑証明を4枚取りに行ってこなくてはならないので、忘れないようにしよう。

2月最後の日から、今日でちょうど1週間か。
早いな・・・
親父は2月は乗りきれなかった・・・

今日は午後14時過ぎに目が醒めた。
俺と母親と弟夫婦でどこかに出かける夢を見た。
親父はもう死にかけで。

俺がいつも観ている海外サイトで「24」シーズン1の2話目がリンク切れになっていたので、Googleで「24 S01E02」で検索したところ、動画がヒットした。
やったあああああああ。

現在午後16時00分。
さて、市役所に印鑑証明を発行してもらいに行ってくるか。
4枚。

現在午後17時47分。
市役所に行って印鑑証明を4枚発行してもらってきた。

お通夜の後、深夜に葬式会場で親父の遺体を前にして弟と交わした会話の続き。
弟が「Kちゃん(親父の兄貴の娘で、俺の4.5歳上の従姉)の子供たち、ほんま可愛かったなぁ。男の子であんなに可愛いねんから、女の子やったらもっと可愛いんやろうな」と言い、俺は「そうやなぁ」と。
内心「お、おう・・・」みたいな気分で居たけど。
俺は男の子は男の子だからこそ可愛いんだ、と思っているから。
弟が「こうして見ると、お父さんも可愛い顔してるよな」と。
俺は「俺、おじいちゃんの書いた自叙伝『私の生涯』で見たけど、親父が子供の頃は確かに可愛い顔しとった。なんか『女優さんみたい』って言われてたみたいやで」と。
弟は「そうなん?」と。
俺は「でも、中学になってからブッサァになってたけどなw」と言い、弟は「そうなんやw」と。
しばらく弟と色々話してて、俺は「俺、保護観察受けててん」と言い、弟は「そうやったん?」と。
俺は「9回捕まってるからな。それで家庭裁判所まで行って。そこで親父と仲が悪い、みたいな事を話して、保護司の先生に毎週親父との仲がどうなってるか、ってのを報告しに行ってた」と。
弟は「そうやったんや」と。
俺は「その時、初めて保護司の先生と会った時、おかんが『この子は父親の事が凄く嫌いで』って言って、そこで初めて『俺、親父の事嫌いやったんや』って思うようになった」と。
弟は「それで初めて自覚したんやな、お父さんの事嫌いなんやって?」と。
俺は「そう。そっからはなし崩しに親父の事どんどん嫌いになって行った。まさに触るのも嫌、喋るのも嫌、近づくのも嫌、みたいに」と。
続けて俺は「俺、16歳の終わりぐらいからずっと引きこもりやん。引きこもる前までは普通にファミレスで働けてたけど、一回引きこもった後でマクドで働いてみたら、めっちゃ挙動不審になるようになった・・・」と。
続けて「俺、引きこもって以来、それまでの友達関係全部断った。俺の友達ってヤンキーばっかやし、ややこしい事なる前に縁切りたかってん。だから、16歳以降友達誰もおらへん。大学も行ってたけど、友達作らへんかったし、作ろうともせえへんかった」と。
弟は「お兄ちゃんはそれまでの人間関係が最悪やったから、友達と遊ぶ喜びを知らんのやと思う」と。
俺は「あ、でも一人だけ友達おったわ。一緒に成人式も行ったIって奴。××(弟の名前)もIの事は知ってるやろ?」と。
弟は「ああ、知ってる」と。
俺は「俺、Iが『○○(俺の名前)の弟やその友達たちと麻雀したい。でも、俺一人やったら加わりにくいから、○○も麻雀覚えてくれ』って言ってきたから、図書館で本借りて麻雀の勉強しとってんで?でも、結局役とか覚えられへんくて断念した。Iともそれっきり疎遠やな」と。
それからしばらく色々話して、弟が「お兄ちゃん、ヤンキーやったもんなぁ」と。
俺は「ヤンキーやってたけど、全然楽しくなかったで。みんなでぞろぞろ駅前にたむろしたり、コンビニでたむろしたり、繁華街行ったり。全然おもんない」と。
弟は「え、でもそれってヤンキーとしての醍醐味ちゃうん?」と。
俺は「そうかもしれへんけど、俺はいっつも『早く家帰りたい・・・』って思ってた。俺があんまり『家帰りたい、家帰りたい』って言うから、周りの奴ら俺の事『マザコンや』とか言ってたわ」と。
続けて、「俺、引きこもりになって、ずっと家に居れるようになって、めっちゃ落ち着いた。『これが自分に一番合ったライフスタイルなんや』って思った」と。
弟は「そりゃ、ヤンキーとか関係なく家に居たら落ち着くってのは誰でもあると思うで」と。
俺は「俺、『やっぱ俺ってインドア派なんや』って思った。小学校の時IとかT(小学校からの俺のもう一人の親友。Tは中学も同じ)と一緒に家でファミコンとかスーファミやってたんがめっちゃ楽しかったし。でも、ヤンキーなってアウトドアで遊ぶようになってからは遊ぶんが全然面白くなくなった」と。
弟は「テレビゲームが楽しいってのは、インドアとか関係ないと思うで。当時テレビゲームが社会現象になってたくらいなんやし」と。
俺は「俺、中学の時野球部やヤンキーのグループ入ったけど、Tのグループに入ってた方が絶対楽しかったと思う。Tはちょっとヲタクっぽいグループ入ってた」と。
弟は「T君たちのグループに入らず、ヤンキーの道を選んだお兄ちゃんにもちょっとは責任あるわ」と。
俺は「でも、『盗み』はめっちゃ楽しかった。周りの子ら、みんなお小遣い1万円とか2万円とか貰ってる中、俺らの小遣いって月500円とかやったやん?それで、タダで物が手に入るってのが楽しくて楽しくてしょうがなくて、万引きとか繰り返しまくってた。万引きと無免許運転だけはほんま楽しかったわ。ヤンキーとしての遊びの中で」と。
続けて、「俺も友達の家泊まり歩いたりして、殆ど家帰らんとプチ家出状態やったしな」と言い、弟が「それ、中学の時?」と言い、本当は高校の頃の事だけど、面倒だったので「そうやな。で、俺が久しぶりに家帰った時、寝不足でフラフラなってて、親父が『○○、薬やってるんか?』って聞いてきた事があった」と。
弟は「そうなんやw」と。
続けて「お兄ちゃん、そもそも最初に野球部に入ったんが間違いやったと思う」と。
俺は「俺も野球部、ほんまはすぐ辞めたかってんけど、顧問の先生がめっちゃ怖くて、『辞める』なんて言ったらしばかれそうで、それが怖くてずるずる続けてしまってた」と。
続けて「でも、その前、大阪の中学に通ってた頃はめっちゃ野球好きやってん。みんなで野球やってるのが楽しくて楽しくてしょうがなかった。でも、神戸に戻ってきて、野球部の連中があまりに糞過ぎて、野球自体大嫌いになった」と。
弟は「野球部、すぐ辞めたらよかったのに」と。
それから色々話してて、俺は「俺、罪悪感ってのが殆ど無いんやと思う。小さい頃××の事いじめまくってても罪悪感なんて感じた事無かったし、盗みをしまくっても罪悪感感じへんかったし、今も生活保護受けて国民の金で暮らしてるけど、心がチクリとも痛まへん。だから、俺ちょっとおかしいんやと思う。罪悪感が完全に欠如してて」と。
弟は「でも、何に罪悪感を感じるかってのも、環境によると思うで」と。
続けて「お兄ちゃんは、働いてお金稼いで、何かを成し遂げるって喜びを知らんと思う。その喜びを知らん人に『働け、働け』って言っても働くメリットとか理解出来へんよなぁ」と。
俺は「俺、最初親父の紹介で△×代官って店で働いててん。そこで得た給料、財布に入れてて、高校の授業中寝てたら後ろでごそごそやってるんは気づいててんけど、起きてから財布見たら給料全部無くなってた。盗まれてん。次にファミレスでバイトしたけど、Hって奴のグループに恐喝されて全部取られて、しまいには『お前の原付も没収する』とか言われて、更には店にまで電話かかってきて、店長も俺に電話繋いできて、店にも居られなくなった。次に、俺がマクドでバイト始めて80万以上貯めたけど、それもネットにハマってしまって、パケ放題してなかったから通信料30万以上取られて、パソコン買うのに20万かかって、合計50万くらい飛んだ。どんなに頑張って働いても、3回が3回とも全部水の泡になってしまった。なんか、頑張って働いても水の泡になるんやって、頑張るのが馬鹿らしくなった」と。
弟は「盗まれへん為に、お金家に置いとく、って話でもないやろうし・・・」と。
続けて「お兄ちゃんが頑張って稼いだお金が無くなったんも、お兄ちゃんのせいちゃうやん。全部周りが悪いんやで」と。
俺は「いや、でもネットにハマってしまったんは俺の責任やと思ってる」と。
弟は「そうかもしれへんな。でも、お兄ちゃんが今こうして引きこもりになったり対人恐怖症になってるんも、周りが悪いと思うで。ヤンキーとか。そいつらのせいで今こんな風になってしまって、悔しくない?」と。
俺は「俺は俺がこうなったのは全部自分のせいやと思ってるけどな・・・」と。
弟は「いや、お兄ちゃんのせいちゃうわ。周りに流されるままに今こうなってしまったけど、完全に周りが悪いわ。お兄ちゃんの周りって最悪な連中ばっかやったから、人と関わる喜びってのが理解出来へんのやと思う」と。
俺は「そうなんかな・・・。確かに、面白半分に武闘派ヤンキーみたいな奴らに『お前の原付壊したん○○やで』って嘘吹き込んで狙わされたりしたし、嫌な事ばっかやったわ・・・」と。
弟は「T君たちみたいなヲタクのグループでそういう扱い受けても『なんか嫌やな』程度で済むけど、ヤンキーの世界ってそうちゃうやん?恐怖感凄いと思うで」と。
俺は「Aっていう一個下のヤンキーがおってん。そいつ、俺のピアス取って、そのピアスで自分のパシリみたいな子の耳にブッスゥーって穴空けたり、『俺は喧嘩になったら石でも何でも使って相手しばき回すねん』とか言ってて、俺、Aの事がめっちゃ怖かったわ」と。
弟は「そりゃ誰でも怖いって。でも、お兄ちゃん人と関わって色々達成する喜び知らなあかんで」と。
俺は「人と関わる喜びは知ってるで?実際、ネットとかで『弟相手にも対人恐怖症が出ます』とかって相談出来る友達もおるし」と言い、弟は「そんなん、今こうやって話してるみたいに、相手が今どんな顔して話してるんかとか分からへんやん。所詮ネットや。そういうのは人と関わる喜び、って言わへんねんで」と。
俺は「そうなんかなぁ」と。
弟は「確かにヤンキーになる道を選んだお兄ちゃんにも責任あるけど、殆ど周りの奴らが悪いわ。お兄ちゃん犠牲者やねんで?」と。
俺は「××、めっちゃええ奴やな」と。
弟は「ほんまに?」と。
俺は「俺、××が弟で良かったと思うわ。××めっちゃええ奴やん」と。
弟は「そんなに?w」と。
続けて弟は「お父さんも、お兄ちゃんが苦しんでるのとか全く理解せんと『働け、働け』とか言ってたからなぁ。お父さん、今もこの会話とか聞いてるんやろうか」と。
俺は「聞いてると思うで。『アホな事話してるなぁ』って思ってるかもしれへん」と。
弟は笑ってた。
そんな感じの事を、親父の遺体の前で弟と話し続けてた。
それから、葬式会場、親父のお棺の前を後にする事になり、俺は最後に「親父、今日はそろそろ寝るわ。また明日来るな」と挨拶して、弟と二人で喫煙室に戻った。
喫煙室で弟と二人タバコを吸いながら、弟が「お兄ちゃんも毛深いよなぁw自分もこんなん」と自分の腹毛を見せてきたので、俺は「俺なんてこんなんやで」と更にビッチリした自分の腹毛を見せて、弟が「うわっw」と。
俺は「実はこれが凄いコンプレックスやったりするねんw」と。
タバコを吸い終わって、弟が「そろそろ眠い。寝るわ」と自分の寝室に入って行ったので俺は「おやすみなさい」と言って、俺も自分の寝室に入った。
でも、眠れなかったので、今度は俺一人でまた葬式会場の親父のお棺の前に行き、プラスチックカバー越しに親父の顔を見ながら「親父、今までほんまごめんな」と謝った。
続けて、小声で「俺、ショタコンやねん。男の子の事が好きやねん。ほんまごめんな」と謝った。

現在午後19時27分。
弟と交わした会話を最後まで書き上げて、ぐったりと消耗した・・・

親父の病室に泊まりこんでいた頃の母親はチョッキみたいなのを着て、本当にみすぼらしい恰好をしていた。
でも、親父の葬式になると着物への着付けをしたり、豪華な恰好するんだな、と思った。
さすがにお葬式だもんな。

現在午後19時53分。
親父が生きていた頃に買っていたコーヒーを、今最後まで飲み切った。

する事が無い。
今週のジャンプでも読もうかな。

さっきから左下奥歯がめっちゃ染みる・・・
虫歯かな・・・

現在午後22時30分。
今日も「英会話・ぜったい・音読」の練習をした。
1週目の前回、1分間で読み上げられた単語数が117語だったのに対し、2週目の今回は129語まで上がった。
でも、つっかえつっかえ読んでしまった。
今日で2週目終了だ。
明日から3週目になるのだが、3週目から学習方法が変わるみたいだ。
ノートに書き取ったりする方法も取り入れていくらしい。
面倒臭そう。

ジャンプを読む気力が沸いてこない。
新連載でサッカー漫画が始まったみたいだけど、サッカーにも新連載にも興味なくて、まだ1ページも読んでいない・・・

最近迷惑メールが酷い。
迷惑メールボックスに振り分けても振り分けても迷惑メールが届き続ける。

親父が死んでから、生きてるのが虚しくなってきた。
何もする気力が沸かない。

鬱い・・・

弟と交わした会話も最後まで書き終えたし、明日あたりからは、親父が生前に俺に送った手紙でも日記に書き写していこうかな。


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リュカ

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