リュカの日記

2010年03月06日(土)

今日は午前6時頃に目が醒めた。
しばらくして、実家付近にタバコを買いに行く事にした。
そのついでに、王将に入る。
以前メッセの子が「王将の豚キムチ炒めが美味しい」と勧めてくれていたので、それを頼んでみる事にした。
一口食べた後に気が付いた。
皿の中に、変なものが入ってる。
具材だと言われればそうも見えるが、俺には大きな虫に見える。
直径1センチぐらいの、お腹がぷっくり膨れた虫に。
箸でつついてみるとグニュグニュと柔らかい感触がする。
単なる具材かもしれないが、そのまま食べてしまうのは恐ろしい。
仕方が無いので、店員を呼びとめ質問してみる。
「これって、もしかして虫ですか?」
店員はしばらく沈黙し、
「・・・すいません。そうですね・・・」
「今日の御代は結構ですから・・」
その瞬間、俺は口に含んでいた肉を吐き出した。
直接虫を食べた訳じゃないけれど、虫と一緒に炒められ、虫のエキスに浸った食材。
しばらくして店員が「作り直してきました。良かったらどうぞ」と、新しい豚キムチ炒めをもってきた。
さっきの豚キムチと同じ鍋で炒められたものじゃないのか。
そうでなくても、また虫が入っていたりしないだろうか。
そんな不安を覚えつつ、勿体無いので全て完食。
店を出るとき、「すいませんでした・・・」とまた謝罪を受ける。
チェーン店なのに「御代は結構」とかあるんだな。
ツイてないのかツイているのか分からない。
新しい豚キムチを食べてる間も、キムチやタレの味がどうしても「虫の味だ」と感じられ、終始吐き気に見舞われていた。
店を出た後も、口の中に豚キムチの味が残っているのが気持ち悪くて仕方なく、何度も唾を吐き捨てた。
メッセの子には悪いけど、味を楽しむどころかちょっとしたトラウマになってしまった。
現在午後12時00分。
もしあの料理を出されたのが俺じゃなくてそこらのタチの悪い老害なんかだったりしたら、でかくて気持ち悪い虫を食わされたとボロクソ罵倒されて訴えられててもおかしくなかったと思う。


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